運命の分かれ道⑦ | 法友(とも)へ

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麻原が富士山総本部道場に残っている男性サマナ全員に、佐伯を迎え撃つように指示を出した理由はなんだったのだろうか。


サティアンの金庫にはまだ大金が残っており、佐伯がやって来なかったのはその事を知らなかっただけ、ということなのだろうか。


もしかしたら、オウムにはまだ公表されていない秘密があり、その証拠となるようなものがあったのかもしれない。



まあ、サティアンの4階にはミラクルポンドがドラム缶に入れておいてあった事は確かだ。


1リットルのペットボトルで10万円だから、ドラム缶ひとつで末端価格2千万円になるが、まさかそんな物を守ろうとしたのだとは思えない。(笑)



何にせよ、サティアンに立ち寄らなかったという佐伯の行動は、本人だけでなくそれ以外の大勢の人々にも影響を与えたように思う。



佐伯は坂本弁護士事件について自白している。


この自白が事件解決に大きく関係している。


もし、佐伯がサティアンに立ち寄っていたら、その自白はないということになる。


まさに死人に口なしである。


もしかしたら、坂本弁護士事件は未だに未解決のまま、という可能性もあったということになる。



まあ、いずれにせよ、人の運命というものは、ほんのわずかな差で大きく変わってしまうということなのだろうと思う。


どちらが幸せなのかは、僕には分からないのだが。