汲み取り業者が来ないということなので、その対策を立てておく必要があった。
てか、こんな事になってしまったのは、誰のせいだ?(笑)
まあ、修行者なのだから、現状に文句を言っても仕方がない。
世の中とはそういうものなのだから。
修行者はただ淡々と、日々の実践に励むのみだ。
とりあえずはバキュームカーがあるのだから汲み取ることは出来る。
が、それも2、3ヶ月というところだろう。
毎月全部汲み取るということになれば、時間の問題でメタン発酵槽は満杯になる。
問題はその後だ。
発酵が順調に進めば、底に溜まった汚泥を吸い上げればいい肥料になる。
堆肥と同じで十分な発酵があれば、ほぼ無菌状態になっている。
メタン細菌群は嫌気性細菌なので無酸素状態で増殖する。
酸素がなければ雑菌は増殖できず死滅するのだ。
同じ理由で液体部分もいい液肥になる。
しかしそれも気温が高い間だけの事。
冬場は全くと言っていいほど、発酵させるための手段が見当たらない。
しかも、オウムは肥料を有効活用するための、野菜の栽培など行っていないのだ。
さあ、どうする、である。