プルシャを落としました11 | 法友(とも)へ

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手作業でやるとなると、柄の長いひしゃくですくってそれをざるで漉す、そういうことになる。


その他には、ざるの中をかき回すスプーン、ざるを受ける洗面器。


ざるに残ったポタージュを入れるバケツ。


最低でもそれだけは必要になる。


あとはゴム手袋、マスクも欲しい。



で、幸か不幸か、というよりも今回は明らかに不幸だと思うのだが、これらの道具はメタン発酵プロジェクトで使っているものなのだよ。


全部、揃ってるぜ。


なんて素晴らしいんだ!



これで全体の流れは決まったのだが、こんな事を一人でやっていたのでは1日がかりでも終わりそうにない。


そこで、哀れな犠牲者を1名追加することにした。



誰にしようかなと思ったが、同じ部署の兄弟のうちのお兄ちゃんに決めた。


まあ、とにかくサマナという奴は忙しい。


膨大な量のワークを与えられて、寝る暇もなく1日中働いているのだから、協力者を探すのも一苦労だ。



このお兄ちゃんは、遠藤の指示で国家資格の取得に向けて勉強中だった。


それが何であったのかは忘れてしまったが、化学系の資格であったと思う。



普通は2年間の勉強期間が必要らしく、受験まで3ヶ月しかなかったので本人は絶望的な気持ちになっていたようだった。


勉強ばっかやってるものだから、当然功徳は減る一方。


こんなことやっていないで功徳を積みたいとご本人が仰るので、僕が絶好のチャンスを与えてあげることにした。(笑)



この申し出はきっと喜んでもらえるに違いないと思って話を持っていったのだが、「え~、そんなことやりたくないですよ。」と言い出す始末。


おかしいじゃないか、それは。


君はさっきまで功徳を積みたいと言っていたではないか、と無理やり参加させることにした。



それにしても、人の心というのは面白いものだ。


言ってることとやってることのギャップがありすぎる。