電王戦FINALを振り返って① | 法友(とも)へ

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優勝は戸田 れいさんです。(笑)


おめでとうございます!



ってな感じですかね。


秒読みさんの大活躍ぶりに加えて、今回のおやつガールでの働き。


まったくもって、見事である!


とか言って、悪ふざけでもしていないと、悲しくてやっていられない。




私は真剣勝負が見たいのだよ。


一手指すごとに骨身を削るような、全力の戦いが。


それはもう、コンピュータ同士の対局でしか見ることは出来ないのだろうと思う。



それにしても開発者は潔いな。


元奨励会の誇りということなのだろうか。



かつて升田 幸三は、プロは見せるだけではダメだといっていた。


見せるのではなく魅せる、その上で勝つ。


それこそがプロなのだと。


升田 幸三なら、コンピュータが相手でも必ず自分の得意戦法である、石田流を使ってくるのだろうと思う。


ファンの期待に応えるとはそういうことだ。


もちろん大山名人なら、必ず四間飛車で戦うだろう。



バグを狙うのならプロ棋士ではなくゲーマーに対局させればいい。


その方がより効率的に穴を見つけることが出来るだろう。



あっという間の投了になってしまったが、あそこまでいったらもはやコンピュータには勝ち目がない。


アマチュアが持ち時間10分の対局でAWAKEに勝っているのだから、プロ棋士が持ち時間5時間の対局で間違えるはずもない。


投了は仕方のないところだ。


問題は、プロがアマチュアと同じ作戦で勝つことに意味があるのかという話になると思うが、他に勝つ方法がないのならそれを選ばざるを得ないということなのだろう。