ロシアツアー25 | 法友(とも)へ

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やっと戻ってこれた。(笑)



ロシアで驚いた事のひとつにトイレがありますね。


モスクワ支部の水洗トイレの水が流れっぱなしなのも驚いたけど、外にあるトイレにも驚きました。



軍施設の建物の中にあるトイレはちゃんとしているんだけど、外にあるトイレは外壁しかない。(笑)


床はありませんというかなんというか、ただの土です。


大便用は深さ30センチほどの穴が並んでいるだけ。


仕切り板もなし。


これがロシア流裸の付き合いってやつですかね。



なんて経済的なんだ!


さすがは社会主義国!


余計な事には一切金を使わない!


と思って、小便用に目をやると、そこには壁があるだけだった。


なんて素晴らしいんだ!



とまあ、これが軍施設での話しなんだけど、公衆トイレもまた凄かったですね。


暇だったので街中をラブラブ、じゃなくてブラブラしている時にトイレを探したんだけど、なかなか見つからない。


そこで、制服を着ている若者がいたので、多分警官か何かだろうと思って話しかけみた。


「トイレ」と言うと「トイレか?」と聞いてきたので「ダァー」と答えると、付いて来いというので付いて行った。



そこから先がまあ長いこと。


階段を降りてから、地下通路を随分と歩いた。


どうりでどこにもトイレが見つからないはずだなと思ったものでございますよ。


まあ、あんまり長いので、こいつ大丈夫かなと思いつつ、時々後ろを振り返りながら逃走経路を確認しながら付いて行った。



まだ着かんのかいな、と思っていると制服の若者は突然立ち止まり、僕の方へ振り返ってにやっと笑った。


ちょいと不気味。


なんだろうなと思っていると、鼻を「がー、がー」と鳴らした。


「うん?」と思っていると、あ~、確かにほのかにかぐわしい香りが。(笑)



それにしても、トイレの表示も何にもない。


これじゃあよそ者には絶対分からないよなあ、と思いつつ「スパシーバ。」と言うと、若者は手を振って戻っていった。



中に入ってみると、基本設計は軍施設と同じでしたね。


ただしこちらはコンクリート製。


しかし、そのせいなのか、壁が赤や緑やオレンジ色になってしまっていて、まるでホラー映画のよう。(笑)


軍施設は土だったので、バクテリアが糞尿を分解してくれていたのだろうか。



こちらの大便用はといいますと、同じく穴があいているだけ。


しかし、ちゃんと仕切り板がありました。


小便用はというと、こちらも素晴らしい。


ちゃんと溝が掘ってある。


しかも、手前は一段高くなっている。



それにしても、こんな地下の奥深いところまで、バキュームカーのホースが届くのだろうか?


ひしゃくですくってバケツにでも入れて運ぶんでしょうかねえ。



懐かしい思い出だけど、最近のロシアはどうなっているんだろうなあ?