室温が0度近くなってくると、そろそろコタツが恋しくなってきますなあ。
年ですかねえ?(笑)
思えばオウム時代は、暖房も何にもなしでよく生活してたもんだ。
毛布1枚あればなんとかなったからなあ。
若いって素晴らしい!
この前、テレビ東京の映像に野田正悟師が映っていて、野田正悟師はダンディでもないのに靴下を履いていなかった。(笑)
そう言えば、上町にいた頃にこんな事があったのを思い出した。
冬の事だったのだが、2階で立位礼拝をやっていたら、1階にいた佐伯がやってきてうるさいから止めろと言う。
オウム幹部でありながら立位礼拝をするななどというのは、グルに対する帰依が全くない佐伯らしいとは言える。
まあ、近所迷惑にならないようにと小声で呟く様に詞章を唱えていたので、階上の物音がうるさいというよくあるご近所トラブルということだったのだろう。
もちろん近隣住民には全く迷惑をかけていない。
この場合、迷惑だといっているのは佐伯だけである。
しかし、お偉い大師様の仰ることなので、ここは大人しく従うより他はない。
そこで、仕方が無いので風呂場でガージャカラニーをやっていると、またしても佐伯がやって来て風呂場が汚れるのでガージャカラニーをやるなという。
なんということでしょう!
サマナ達は風呂には入らない。
従って、風呂場はガージャカラニーやネイティを行う、男女兼用の修行場である。
ところが佐伯にとって風呂場は、のんびりと湯船に入るくつろぎの場なのだ。
いかにも修行をしない佐伯らしい発言である。
これもまた仕方が無い。
相手はお偉い大師様である。
ここは素直に従うしかない。
まあ、とりあえず「それじゃあ、どこでやればいいんですか?」と聞いてみた。
そしたら、「外でやれ。」と言う。
「誰にも迷惑がかからないから。」と付け足した。
というわけで、誰にも迷惑のかからない外の隣の家の庭先で、ゲロゲロゲーとガージャカラニーをやっていましたとさ。
そしたら、どうやら隣の家から苦情の電話があったらしい。
結局どうやっても佐伯のせいで修行が出来ない。
文句を言ってやろうと思って佐伯の部屋へ行くと、早川とふたりでなにやら悪い相談の真っ最中だった。
そのとき、部屋の中では電気ストーブが全開で赤々とともっていた。
半そでで過ごせそうなほど暖かかったのだが、なんなんだこいつらはと思ったものだ。