居場所がなくなった魂たちは次々に高い世界へと移行していく。
三悪趣の魂も同様である。
宇宙はどんどん縮小し、最終的に全ての魂がニルヴァーナに入ることになる。
次に、救済者達がマハー・ニルヴァーナへと入っていく。
そして、最後の魂がマハー・ニルヴァーナに入るのを見届けてから、麻原もまた意識を移し変える。
これが完全解脱であり、完全解脱を達成した魂はマハー・ボーディ・ニルヴァーナへと到る。
が、しかし、これで全てが終わったわけではない。
ニルヴァーナに入った魂たちは、いずれ3グナに巻き込まれて、再び欲六界に落ちてくるのだ。
なぜなら、彼らは修行によって、自分達の努力によってニルヴァーナに入ったわけではないからである。
マハー・ニルヴァーナに入った魂は落ちてくることは無い。
しかし、彼らは降りてくるのだ。
救済のために、次なる真理勝者になるために。
マハー・ボーディ・ニルヴァーナに入った魂は、この活動を見守る。
この見守る存在の事を、(次なる)シヴァ神と呼ぶ。
これを永遠の時間の中で、無限に繰り返す。
10億の宇宙は次々に誕生し、そして消滅していく。
これがオウム真理教の教義の全体像である。
なんて素晴らしいんだ!
四アサンキャ10万カルパ。
これが菩薩が如来に到るまでに必要とされる時間なのだが、まだスタートラインにすら立っていないのかもねえ。(笑)