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魔法少女の話が出たので、ついでにこれも書いておこう。


オウムの教義を知らない人には想像も出来ないのだろうけれど、壮大なRPGでも作れるんじゃないかと思うほど、実に細かいところまで教義で決まっているのだ。



人間達が地球上で他の生き物たちから様々な搾取を行っているのと同様に、人間界よりも上の世界の者達が人間から搾取すると考えるのは自然の成り行きのように思える。


オウムの教義では、この人間達から搾取を行う、人間界よりも上の世界の生き物のことを意識堕落天と呼ぶ。



当然にその能力は、人間を遥かに凌駕しており、それは人間と動物の差に等しい。


しかし、彼らの全てが人間から搾取しようと考えているわけではない。


人間には全く興味を持たない連中もいるのだ。




意識堕落天の別名は不飲酒天である。


彼らは酒を飲まない。


そういう設定になっている。(笑)


意識堕落天と言えば戦っているイメージが強いので、豪快に酒を飲んでいそうなのだが、さにあらず。



欲六界において、当初は意識堕落天が最上位であり、その次が神々の住む天界であったとされる。


繰り返すけど、そういう設定になっている。


ね、RPGでしょ。(笑)



まあ、欲六界の最上位でありながら暴れ者であったので、天界の神々たちはこのままではいかんと考えた。


そこで、意識堕落天たちに酒を飲ませて、その地位の転覆を謀ったのである。


革命は見事に成功し、勝てば官軍で、その後この卑怯者たちは天界の神々と呼ばれるようになったということなのだ。



というわけで、それ以来意識堕落天たちは酒を絶ったのである。


欲しがりません、勝つまでは!


かくして、意識堕落天の天界への戦いが幕を開けるのである。