面白そうな番組をやるじゃありませんかあ。
http://tv.yahoo.co.jp/program/89967291/
情熱大陸で取り上げられた時は人間側の視点での番組だったけど、サイエンスゼロは科学番組だからしっかり解説してくれそうだ。
将棋のプロは人間相手の戦い方しか考えていないのに対して、コンピュータ側は基本的にコンピュータ相手の戦い方しか考えていない。
その両者が戦ってコンピュータが勝つということは、明らかにコンピュータの方が強いということを証明している。
将棋は結局は大局観で勝負が決まる。
どんなに研究して定跡を学んだところで、その場その場での形成判断が的確でなければ勝ちきることは出来ない。
コンピュータは評価関数を用いることで、この形成判断の問題を解決した。
コンピュータは自動的にネット上で強い相手と対戦し続けている。
30分に1回対局すると、1日で48回。
1ヶ月で約1,500回。1年で約1万7千回。
パソコン3台なら約5万2千回。
これだけの回数の対局を続けてデータを集め、評価関数を最適化し続けている。
そう言えば、偶然だけど、夢の扉の今日のテーマが「京」だ。
去年A級棋士の三浦を完全に子ども扱いしたGPSの1万倍ほどの高性能を持っている。
様々なシミュレーションに使えるのだが、誰か将棋のシミュレーションをやってくれないものだろうか?