ババジはその時々で異なった指導を行っている。
ヨガナンダのグルのグルの時にはクリアー・ヨーガ。
コスタリカではプラーナーヤーマ。
ダンテスダイジに対しては、クンダリニー・ヨーガ。
アメリカではボディーワーク。
そしてもうひとつ、インドでこれらとは違う指導をしている。
それはひたすら奉仕活動を行うというものである。
寺院を建てたり、そのための通路や階段、堤防などを作らせている。
そして、様々な布施。
これらの課題がきちんと達成されない時、ババジは激しく叱責し、暴力を振るうこともあった。
これはまさしくオウム、そして麻原そのものだと言っていいのではないだろうか。
さらにババジは、真理とは闘うものだと言っている。
妨害に対しては徹底的に闘い、これを排除しなければならないと言っている。
この点に関しても、まさしくオウムである。
麻原はイスラム教徒の侵略に対し、戦ってこれを退けたシヴァ派と呼ばれる一団のおかげで真理が守られたと言っていた。
これはババジの受け売りであり、オウムのひたすらワーク、逆らうことも考えることも無くワークという実践は、ババジの真似をして取り入れられたものなのだろうと思う。