面会② | 法友(とも)へ

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新聞やテレビで見る刑務所のイメージは、何か物々しい雰囲気があるのだが、東京拘置所には一切そういったものがない。


警備員もいなければ、監視する場所もない。


普通にどこかの役所のような雰囲気だった。



入ってすぐのところに病院の待合室のような長いすが並んでいる。


向かって左側が、差し入れや宅下げの受付。


そして右側が面会の受付。


その奥が荷物を入れるロッカー、その先が面会する階へと向かうエレベーターだ。



ぱっと見、目に付くのが外人女子率の高さ。


そして、キャリーバッグを引きずる男性弁護士の姿。



あ、そうそう。

面会に来る前に一応下調べをしておいたんだよな。


面会は1日に1回だけと言うルールがあるらしい。


これは面会人の側からもそうだし、中にいる人間にとってもそう。



だから、僕が誰かに会いたいと申し出ても、今日すでに誰かと会っていたら僕は面会できないということになる。


逆に、僕も中にいる誰か一人としか面会することが出来ない。


しかも、面会が可能なのかどうかの事前の確認は出来ず、中にいる人間から断られるまで面会が可能かどうかは分からない。


したがって、一人ずつ面会申込書を書いてみるしかない。



というわけで、あらゆる場合を想定して、面会を申し込む順番をあらかじめ決めておいた。



小池 泰男

広瀬 健一

中川 智正


死刑囚はこのぐらいでいいだろう。


続いて、


平田 信

高橋 克也


菊池 直子はパス。



さ~て、それじゃあ、始めるかな。