宇宙というとどうも曖昧になってしまう。
木星の裏側で何か大変なことが起こったとしても、とりあえずは個人的な影響はなさそうである。
宇宙というよりも、この世界という表現の方が分かりやすい。
で、この世界について麻原がどう言っているのかというと。
「感覚があるからこの世界があるのであり、感覚がなければこの世界は存在しない。」
と言っている。
これが、感覚の遮断の本来の意味である。
3グナによってこの世界を作り出す。
そこまでは皆、理解している。
問題はその先だ。
この世界だけでなく、この世界を知覚するための感覚もまた、3グナによって作り出しているのである。
この世界を知覚するために感覚を作り出し、その感覚の主体である肉体を作り出し、それを味わうための心を作り出している。
心も、肉体も、感覚も、自分ではない。
全ては3グナによって作り出されたものだ。
では何故、そんなものを作り出したのだろうか?
麻原は、その答えを欲求だと言っている。
この世界を味わいたいという欲求だと言っている。
そして、その欲求を絶てと言っている。
さて、どうしましょうねえ。(笑)