人間に勝つコンピュータ将棋の作り方 | 法友(とも)へ

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とりあえず読んでみた。


まあ、「すでに死んでいる。」って感じですかね。



「オセロの悲劇」を繰り返さないためにも、出来るだけ早くトッププロとの対決をすべきだと思う。


ハードの性能は1年で2倍になると言われている。


ソフトの改良で時間の経過とともにバグがなくなり、1年で金銀1枚分ぐらい強くなる。


これで2、3年後ということになると、タイトルホルダー全員が全敗ということになるだろう。



で、せっかくなので激指であから2010の対局を検討してみた。


まあ、しかし、人間の弱いこと弱いこと。


この本の著者はもの凄くプロ棋士に気を使っているが、もっとはっきり言ってもらうことをプロ棋士側が受け入れるべきだと思う。


清水の6六金打ちは、はっきり悪手でしょう。


この手で一気に形勢が傾いた。



さらなる悪手が8六桂打ち。


詰めろにもなっていないぬるい手にしか見えない。


ここで評価値は致命的に悪くなってしまった。


他にもあらゆる局面で言えるのだが、コンピュータは特に悪い手を指さないが人間はどちらかと言えば悪いという手を連発する。


一手指すごとにじりじりと形勢が傾いていく。



で、興味はコンピュータの方へ移るのだが、まだ人間の思考パターンをコンピュータで真似るということは成功していない。


これ、面白そうだよねえ。


自分にプログラミング能力があればやってみたいところだ。



もし、オウム時代にこんな事をやっていたのなら、麻原なら参加したがったかもしれない。


「ナンディア1ヶ月あれば出来るな。」


とか言い出しそうな気がする。(笑)