保温ご飯 | 法友(とも)へ

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オウム食つながりで思い出したけど、そう言えば保温ご飯っていうのもあったなあ。


当時の東京本部はそこそこの人数はいたんだけど、富士ほどには人が多くはなかったので、ガスの炊飯器ではなく大型の炊飯ジャーを使っていた。


ご飯を炊いた後そのまま保温できるので便利なのだが、なまじ両方の機能を持っていることで不幸を生んでしまった。  



ジャーが空になった後は、次の人が食事できるように米を洗って水を入れてセットしておく事になっていた。


ここで直ぐにご飯を炊いてしまえばよかったのだが、後から食べる人が何時間後か分からないと言う理由で、セットしたまま炊飯スイッチを押さないでいたのだ。


で、どうなりますかというと、ご飯と水はそのまま保温され続けて、見た目だけは炊き立てのご飯の様になる。


が、しかし、この保温ご飯というやつ、とっても不味いのですよ。



ご飯を美味しく炊くには、100度近い温度で沸騰させてでんぷんの質を変化させる必要があるというのをどこかで聞いたことがあったけど、まさか自分の身をもって経験することになろうとは。


しかも、毎回同じやつがセットしているらしく、毎日保温ご飯を食わされる羽目になってしまった。



まあ、本人は後の人の事を考えて気を利かせたつもりだったんだけど、保温スイッチを切り忘れているんだよなあ。


ほんと、出家生活は色んな事が体験できて、楽しいなあ。(笑)