真理教誕生③ | 法友(とも)へ

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亀戸の土地と建物を取得してからしばらく経った頃、サマナたち数人と亀戸へ出かけることになった。


どうやら、都庁の職員がやって来るらしかった。


宗教法人の認証のためには、活動の拠点だとか、宗教的な教義だとか、宗教的な儀式だとか、活動実態だとか、色々説明があったような気がするが詳しいことは忘れた。



亀戸に着いてみると、まだ後に建てられる5階建ての建物はなく、敷地の奥のほうに小さな建物があるだけだった。


外で岐部がオウムの看板を書いていたが、これから都庁の職員がやって来るというのに今頃看板を書いているんだと思って驚いた。


まあ、オウムというのは大抵は泥縄なのだが。



鍵を開けて建物の中に入り、急ごしらえの祭壇の前でみんなでそれらしく振舞っているところへ職員が登場。


特に何かあるわけでもなく、しばらくして帰っていった。



こんなんで大丈夫なのかなあ、と思っていたら案の定認証が受けられないということで騒ぎになるのだが、次はいよいよみんな揃って都庁へ突撃することとなるのである。