相変わらず本来のテーマから外れたままですが、気にしないでおこう。
オウムでも洗礼名でも戒名でも宝塚でもAKBでも、深海魚でも恐竜でも、知らないものの名前は最初はやはり難しい。
まあ、その辺はしっかり勉強してもらうしかなかろう。
ホーリーネームの変更はかなりの数が行われている。
マハーマーヤをヤソーダラー、パタンジャリをカンカーレーヴァタ、サラスヴァティーをスッカー、アポロンをウルヴェーラカッサバ、ラクシュミーをサクラー、ブラフマニーをキサーゴータミーなどなど。
それ以外でも、マザーシャクティケイマからマハーケイマ、アングリマーラからマハーアングリマーラ、シャンティーからマザーシャクティシャンティーそしてソーナーへ。
オウムでホーリーネームを持っていたものは最終的には相当な数に上る。
師の下にもまだ師補やサマナ長がいたので、その数は400人ぐらいになるのではないだろうか。
そうなると困った問題が出てくる。
というか、そうなる前からの問題なのだが、それはホーリーネームの数にも限りがあるということである。
そこで考え出されたのが、ヴァジラやタントラ、マハーやヒナを名前にくっつけるという方法であるが、それ以外にもいくつかパターンがあり、僕の名前に何かがくっついたホーリーネームもふたつ存在した。
そして、それ以外の方法として、ホーリーネームの使い回しというものがある。
名前の変更があると、それまで使っていた名前がひとつ余る。
それで同じ名前を別の人間に付ける。
かくして、二代目が誕生するのである。
初代ムクタナンダはウパーリに変更、二代目ムクタナンダはアーカーササーガラに変更。
初代チッタ尊者はマルパに変更、二代目チッタ尊者は・・・、
それ以外にもいくつかあるようである。
おそらく、全てのホーリーネームを把握している人間は誰もいないだろう。