右繞の礼。
読めないよねえ。(笑)
「うにょうのれい」です。
これは元々は麻原のものではない、仏陀のためのものである。
右手は清浄、左手は不浄。
敬意を示すために、桜吹雪があるわけでもないけれど右肩を脱ぐ。
そして、右肩を見せたままその周りを回るのだけれど、左回りだと「人生は後ろ向きでは歩きにくい」と言うことになってしまうので、必然的に前を向いて右回りに進むことになる。
これをインド巡礼ツアーで行われたわけだが、経典と言うかオウムが翻訳したジャータカにもそのシーンは多く登場する。
そう言えば、警視庁公安部の刑事に、拘置所の周りを信者が歩いているんだがあれは何だ?
と聞かれたことがあるが、どちら向きに歩いていますか?
聞き返したら、そこまでは確認していない。
と言われたことがあったなあ。
それにしても、20年以上も前の教えが未だに守られていることが驚きである。
映像からは母娘の様に見えたが、右繞の礼は母から娘へと受け継がれたのだろうか?