あ、当たった。
と思ってビックリしていたら、ロシア人兵士が双眼鏡を覗いたまま「ハラショー」って言っていました。
「出た。生ハラショー。」と思っていたら、通訳が「凄いと言ってます。」
まあ、それは通訳してもらわなくても大体分かる。
しかし、考えてみればスコープがそもそも左横に付いているんだから、その分だけ左を狙う必要があるのかなと思いましたね。
銃身とスコープが平行ならそういうことになるけど、通訳が何か端折って説明してしまっているのかもしれません。
それにしても、もの凄い命中精度です。
今日初めてライフルを撃った素人が、100メートル先の標的に命中させることが出来るんですからね。
そして、一緒に行った元自衛隊のサマナがビックリしたように言っていたことがあります。
このサマナはライフルの射撃大会での優勝経験があるということでしたが、自衛隊ってそんなに射撃大会たくさんやってるのかと思えるほど、オウムには優勝経験者が何人もいました。
そのうちの一人ということですが、「R師、これ凄いです。」というので、「何が凄いの?」と聞くと。
「狙ったところに当たるんです。」
何を言ってるんだ?って感じですが、どうやら自衛隊で使っていたライフルとは命中精度がまるで違うということでした。
これはどう解釈すればいいんでしょうかねえ。
例えば、AK 47とAK 74の違いのようなものなのか?
自衛隊とロシア軍の違いなのか?
競技用と実戦用の違いなのか?
今となっては分かりませんね。
まあ、自衛隊は救助隊なので、ライフルは必要ないかなと思いますけどね。