銃を持っていってしまえば誤って撃たれるという事故を防ぐことが出来るので、なるほどなあと思ってみていましたが、手順を決めたマニュアルか何かあるんでしょうね。
それにしても慣れた様子で鼻歌でも出てきそうでした。
で、結果はといえば、酷いものでした。
的に全く当たっていません。(笑)
的の中心の黒丸に当たっていないんじゃなくて、一番外側の丸にすら当たっていません。
かろうじて的の外側の四角い部分に2発だけ当たっていました。
まあ、周りを見渡しても似たり寄ったりだったような気がします。
それで後になってですが、テレビで警察庁長官銃撃事件がオウムの犯行だとか言っているのを見たときは、そんな事あるわけ無いだろと思っていましたね。
オウムにはそんな腕のいい奴は誰もいませんからね。
地下鉄サリン事件の実行犯はロシアツアーの参加者の中にいるわけだから、警察庁長官銃撃事件がオウムの犯行であるとするなら、同じようにロシアツアーの参加者の中に犯人がいなければならない。
しかし、該当する人物がいないのだから、長官銃撃はオウムの犯行ではない。
そういうことになります。
それにしても、この銃撃犯は恐ろしいほどの腕前ですね。
左手を壁に押し当てて親指を横に伸ばし、その上に右手を乗せる。
そうすることで自分は建物の陰に身を隠し、正確に照準を合わせる。
こんな暗殺のためだけに特化したような技術なんて、オウムの人間が知るはずも無いですからね。