最終解脱の向こうへ② | 法友(とも)へ

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オウムの修行で目指しているのが連続するサマディなので本来なら最終解脱だけがあればいいのですが、それだと目標が遠くにありすぎるために便宜的に近くの目標を設定したのが解脱と呼ばれる状態です。


これは一時的なサマディの状態を経験することで、そのための方法がラージャヨーガ、クンダリニーヨーガ、ジュニアーナヨーガの3種類です。


この3つの方法はどれを選んでもよく、結果に大差はありません、


オウムの教義では、一応グルが弟子に適した方法を選ぶことになっています。



ステージ順で見ればこの3つには差があるのですが、それは方便の部分であり教義においては差がありません。


ジュニアーナヨーガの代わりのマハームドラーというステージがありますが、これも方便です。



成就の全体の構造としては、クンダリニーヨーガの完成が大乗のヨーガの成就。


大乗のヨーガの完成が完全解脱の成就です。


麻原が言っていたのは、自分は最終解脱はしているがまだ大乗のヨーガの完成はしておらず、自分の修行はまだ途中であるということです。



サマディに関しては説法で語られることはほとんどありませんでした。


これについては麻原は、「君達のステージが低いままだから、法則を語りたくても語れない。」と言っていましたね。


それと、「私はまだ法則の半分も説いていない。」とも言っていました。



まあ、たしかにアストラルヨーガについてもコーザルヨーガについても、話は出ませんでしたからね。