ボツリヌス培養プラント33 | 法友(とも)へ

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朝になったので、10トントレーラーが水を運んできた。


これでとりあえず冷やすための水は用意できたのだが、さすがに村井もそのままではまずいことに気が付いたのだろう。


急遽CBIに作業を頼むことになった。



タンクは内側の鉄板を支えるために外側の鉄骨が飛び出している。


その鉄骨にステンレス版を貼りつけて水を溜めるということだった。


鉄骨にドリルで穴を開けてタッピンネジで留め、隙間はシリコンシーリング材でふさぐ。


さすがはCBIで作業は短時間で終わったものの、シリコンシーリング材が固まるまでしばらく時間が必要だった。




手が空いたのでプラントの周りを見て回ることにした。


プラントの奥には少し小さめの部屋がもうひとつあった。


その当時はどこにもドアというものがなく、ただ壁がないというだけのものだったのだが、左手の小さな空間から奥の部屋へ入ることが出来た。



外の右手側からは車が出入りできるような大きな空間があり、車が2,3台駐車できるスペースがあった。


そして、左側の壁際には遠心分離機が2台置いてあった。


クロレラの分離用に買ったものよりもふたまわりぐらい大きい。


これなら巨大タンクの中の培養液から水だけを取り出すのはたやすいように思えた。


しかし、なんか変だなと思ったが、その理由は後になってから分かることになる。