こんにちは、たかだ鍼灸接骨院です。
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こんにちは、たかだ鍼灸接骨院です。
生理のお悩みについて書かせていただいたことがありましたが、本日は頻発月経について詳しく書かせていただきたいと思います。
生理周期が24日以内、と短くなってしまうことを頻発月経といいます。
頻発月経の中でも排卵を伴う排卵性頻発月経と、排卵を伴わない無排卵性頻発月経があります。生理周期は体調や心理的なストレスから周期が乱れることも多いので、いつもは正常の範囲内の生理周期だけど、今回だけ短くて次は正常な生理周期に戻ったというのであれば一時的なものですのであまり心配はいらないでしょう。
頻発月経が起こる原因
頻発月経が起こる原因は大きく分けて2つあり、卵巣の機能低下が原因とストレスなどによる女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの乱れが原因になります。
卵巣の働きが低下すると本来あるべきはずの排卵が起こらないため、その影響により生理周期が短くなります。
ストレスや食生活の偏り、睡眠不足などによるホルモン分泌の乱れは、卵胞期という生理周期の前半の卵巣内の卵胞が成長する期間を短くしてしまうため生理周期が短くなります。
このような卵胞期の短さが原因で起こる頻発月経を「卵胞期短縮型頻発月経」といいます。
また、排卵性頻発月経の中でも「黄体機能不全頻発月経」という生理周期後半の黄体期が短くなることによって起こる頻発月経があります。
黄体機能不全の場合は、黄体ホルモンの分泌が不十分なことによるもので、排卵後に卵巣において形成される黄体の機能が悪いと、早く萎縮してしまうことにより生理周期が短くなります。
「無排卵性頻発月経」とは生理があっても排卵が起こっていない状態による頻発月経です。
無排卵になる原因は様々ありますが、ストレスや急激な体重減少、使っている薬剤やホルモン分泌の異常によることなどが原因となって起こります。
また、思春期や更年期などにも無排卵や頻発月経を起こしやすくなります。思春期の女性は卵巣や子宮の機能が十分に成熟しておらず、更年期も性機能が不安定な時期で生理周期に乱れを起こしがちになりますがあまり心配はいりません。
頻発月経の症状かどうかを疑う際、前後の月の月経周期は正常で1回だけ異常があったなどという場合は、一過性のことなので心配する必要はないでしょう。
また、正常周期の月経と月経の間に排卵が伴った出血が見られることがあり、頻発月経と思うかもしれませんが、見せかけの月経の場合が多いです。
では、どう見分けるのが良いのか
毎日の基礎体温を測って基礎体温表を作ることが良いです。
基礎体温をグラフにすることで、排卵がある時期やホルモンバランスの状態なども読み取ることができます。
通常月経から生理周期前半の体温は低温期で、後半は高温期になります。
低温木から高温期に移行する時期が排卵期です。
この低温期と高温期がわかれていなかったり、極端に時期が短かったり、形がガタガタしている場合はホルモンバランスが乱れていたり、無排卵の可能性があります。
症状が気になって病院を受診する際も、生理周期や体調・基礎体温表を1~2周期書いたものをもっていくと症状の判断がわかりやすくなります。
頻発月経の西洋医学的治療
頻発月経の治療はホルモン剤による治療で、生理周期を正常に戻していきます。
低用量ピルによる治療方法もありますが、妊娠を希望している方は治療中は妊娠ができなっくなります。
また、基礎体温表からみて排卵が認められると判断できる場合は、経過観察をするだけの可能性もあります。
次週は頻発月経の鍼灸治療について書かせていただきたいと思います。