妻はその後順調に分娩進行し、完全無痛分娩。全てがスムーズに終わりました。
無痛にもかかわらず子宮収縮は変化なく継続し、妻は次第に児頭の位置をなんとなく感じることができるようになりました。いきみたいのを我慢して内診を依頼。
卵膜が完全に保たれたままの胎胞（water bag）が発露していました。
未熟児だはないTermの出産でこの状態は極めてレアであり、助産師さんも大興奮。まわりのDr,ナースを全員集めて見学させていました。
ここで私は先生の言うwater bagの意味が一瞬わからず完全に混乱しました。
結局破膜もせずいちどPushしただけでつるっと胎児は娩出。
胎盤もすぐに娩出となり、会陰裂傷も皆無。超安産でした。
その後は病室を移動して私は朝5時過ぎに帰宅。
金曜日でしたがボスにメールしてラボは休みました。
一瞬だけ仮眠をとり8時には息子をデイケアにドロップオフ。そのまま病棟に向かいました。
さっそく面会第一号のSさん夫妻が見えられ、ボスからはメッセージ着きの花束のプレゼント。その後18時に息子をピックアップしたあと、初めての息子と娘の対面となりました。
息子は入室直後、妻に甘えます。
「だっこ。だっこ。」
その間、娘はしっかり目を開けこれまでとは明らかに違った表情で息子を凝視、はじめは息子は照れくさそうに目を背けていましたが、次第に慣れたのか徐々にスキンシップを開始。娘の頭をなでなでし始めました。
このちょっとしたやりとりに私は感動。。。
何とも言えない気持ちになりました。
おかげさまで母子共に無事です。
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