どうも、 yohei です。
-なんとかヒッチハイクという壁を乗り越えた僕たち二人はかの有名なあの場所に降り立った-
そう、大阪府西成・あいりん地区。
通称『日本のヨハネスブルク』
(*ヨハネスブルクは南アフリカの世界で治安が最も悪いと言われている都市の一つ)
以下の地図が大阪・西成の地図である。
新今宮駅と動物園前駅をはさんで線路の向こう側によってその場所の呼び方が変わる。
僕たち二人はまず、『新世界』へ行った。
安い串カツ、安い定食、関西人らしいノリのいい客引き、通天閣。。。。。。
これが大阪か!!
いかにも大阪らしい!!
そう思ってた。
ヒッチハイクで疲れきっている中、適当に新世界で定食を食べて、とりあえず『あいりん地区』で宿を探すことにした。
-ここに来る前に、大学の関西人にいろいろ聞いていた。-
俺「あのさ、俺、西成のあいりん地区にいくんだけどさ、あそこどうなの?」
その時、関西人はみんな口を揃えてこう言う「あそこは辞めとけ。観光に行くような場所じゃない。治安が悪すぎる。」
宿は極力安くしたかった。
だからあえてあいりん地区に泊まろうと思ってた。
そして「新世界」から新今宮駅と動物園前駅を挟んだその先の『あいりん地区』に脚を踏み入れた。
ここで思った。一気に街の空気が変わった。
まず、自動販売機のジュースの値段がおかしい。
缶ジュース一本50円。
そして、あいりん地区の中心に向かう。
そしたら数多くの安宿、安宿、安宿。。。。。。。
どれもこれも一泊1000円~2000円。
そしてこれは1000円の宿。
今夜はここで泊まる。
そしてこれは最安値500円の宿。
日本の物価からしたらおかしい。
売っている食べ物も、1食100円~300円程度。
たこ焼き6個入って100円。
ちなみに新世界では6個入って400円。
この駅をはさんで向こうとこちら側ではどうやら、住む世界が違う、といわんばかりの物価の違い、人種の違い、お店のタイプの違い。。。。。
あいりん地区は基本的に日雇い労働の浮浪者が大多数。
あいりん地区の道路にたくさんのゴミ(?)生活用品(?)がある。
日本唯一のスラム街と言われる所以も肌で実感できた。
警察も異常に多い。異常に、だ。
噂によると、街中いたるところに監視カメラが付いてるとか。
この地区の異常な異臭も気になる。
日本を基準に考えると、この街は異常だな、とは思う。
けれども、外国の首都の治安と比較すると、まだまだ危険というほど危険な雰囲気は感じない。
とりあえずこの街にむちゃくちゃ興味をもったので明日も散策することにした。