恋愛小説家 -38ページ目

もうじき

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「いつ逢える?」
「もうじきさ。」

その言葉を信じた
信じたいと思った
今なお信じている
信じるしかないの

勝手に梅雨明け宣言

植物の産毛も、かわいい。

 

恋愛小説家

  

私は割と「毛」が好きです。

 

なんていうと、「毛深いのが好き」と限定されがちですが

決してそういう意味ではなく

多い少ないにかかわらず、生き物の毛が好きというだけのことです。

それは「体温」や「呼吸」と同じような感覚で

命あるものの象徴の一つである気がするからです。

 

それから「あざ」や「ほくろ」も好きです。

それぞれの個体が持つ目印なのだと思います。


愛おしいのは、たとえば

白猫の額に、ほんの僅か混ざっていた黒い毛を見て

「まろみたい!」と微笑むことだったり、

101匹のダルメシアンでも斑が違っていたりすることで、

彼の耳から毛が生えていたとか、

彼女の腕に立体的なほくろがあるとかも

知れば知るほどキュートではありませんか。

 

惚れた相手の欠点まで美点に見えるという

「あばたもえくぼ」ではなく

すべては、愛すべき特徴だということです。

 

ところで、ここ数日の積乱雲と空の青さは真夏そのもの。

「関東も梅雨明けかしら?」と、勝手に宣言いたします。

 

カンフル

大人たちにはあまり関係のないことですが

もうすぐ、もうすぐ夏休みがやってきます。

 

ひんやり肌寒い夏の宵に届いた、私の大好きな匂い。

吹き上げてくるいい風に髪を揺らす私を

ぼうっと光るお月様と星は見ていました。

半欠けになっても、また満ちるように

季節はめぐり一巡するのですね。

 

毎日顔を合わせて、燃焼するような恋をするのも

しあわせかもしれないけど

目の前にある贅沢に夢中になってしまったら

ありがたみを忘れてしまうのかもしれません。

 

普通じゃない速さで心を持っていかれてしまったせいで

はっきりしない輪郭を追いかけていました。

 

この頃、周りはにぎやかな話題でもちきりなのに

私といったら波紋ひとつない水面のように

静かにあなたのことを考えています。

 

ばらばらに広がりすぎたお気に入りの部分や

散らかっていた印象的なことば、

増え続けるおかしな一致と百面相、

愛おしいのにつかみどころのない空気など

紡ぐように、しんとした世界で、まとまってゆく「愛するひと」。

 

たまにはカンフルを注射するのはどう?

 

徹底的に沈黙してみるとか離れてみるとか

会わないでいたら、より確かに

はっきりとした姿で、あなたがここに居るのです。

 

そういえばわたし

そういえばわたし


あなたの写真を持っていない

あなたの住所もしらない

あなたの電話番号も覚えてない


だけどそんなこと

たかだかそんなこと

 

恋愛小説家

L'Amour Est Bleu

みずいろのシャツの人とすれ違った

それがスイッチになって

あなたのことで胸がいっぱい


あの日軽々持っていたバッグから

別れ際に出てきたいろいろのことも

溢れるように思い出した

歩き回ってほんとは重かったんじゃない

ありがとって言いそびれた


駐車場で窓越しにくちづけた

なんだか名残惜しくてもう一度

逢いたいなぁ

淡い空を見上げるとほらまた

さらさらしたみずいろのシャツを着て

あなたが笑ってる


ポール・モーリア「恋はみずいろ

何してる?

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食べるスープの店といえば
渋谷の「すうぷ屋」を思い出す世代ですが
近年、「SoupStockTokyo」が増殖していますね。

「カレーとスープのセットにドリンクを付ける」と
かなり胃袋が重めになりそうだから
手長海老のビスクを注文。

ずいぶん前に、ボストンの市場で食べた
ロブスターのビスクを思い出したのです。
パンでできたボウルの中に詰まった
クラムチャウダーも好きでした。
小説片手に胃袋重め。

東京の空はノスタルジックな夕暮れ前。
君は何してる?

上の空

ベビーカーに乗った女の子と目が合いました。
なんとか彼女の笑顔を
こちらに向けさせたくて、
ママに気付かれぬようにらめっこ。

気付くと、乗換駅のドアが閉まっていました。
次の駅で折り返し、タイムロス。

私のバカバカ。

余裕から一転、窮地です。
にもかかわらず、口角をニッとあげて降りた私に
女の子は不思議そうな顔していました。

だけど君なら、あなたなら、アイツなら
みんな、笑ってくれるかな?
あったか笑顔が恋しくなりました。

いろどり

「ニュー・シネマ・パラダイス」のラストシーンで、

検閲でカットされていたラブシーンだけを

つなぎ合わせたフィルムを上映するのです。

フィルムはみんなモノクロなのに、「いろどり」があるのは何故でしょう。

 

かつて、私が誰かと一緒に訪れた場所や見た光景、

聴いた音楽や読んだ本、観た映画など。

忘れているけれど、きっと幾つもあるのです。

 

あなたにも誰かといた頃が、あるように

生きていればそれだけ思い出だって増えるものです。

だけど、消化したつもりが

哀しい思い出になって胸のどこかでくすぶっている

古い傷がうずくことだってあるのです、ほんの時たま。

 

この通りは前に来たことがあります。

ああ。あの店の2階、窓際の席で、私は彼と別れたのです。

ずっと言いたくてもいえなかったことを最後まで口に出来ずに、

めまいがしそうな気持ちを抑えながら

テーブルにあったペーパーに、ポロポロと記して伝えました。

どうやって帰ったのか、思い出せません。

 

ただ、とても久しぶりで懐かしくて、少し切なくて。

 

あなたと来るまで、そこはモノクロの風景でした。

ところが手をつないで、一歩一歩前に進むと

二人が歩いた道のりは、鮮やかに色を取り戻していきました。

魔法の絵筆が、地から空からのびてきて

泳ぐように街を塗っていくように。

 

よかった

やっぱり間違っちゃいなかった。

迷子になんて、なっていなかったのですね。

ヤドカリ→カニ

先ほど届いた「コ」さんからのメールによると、今日は新月だそう。

何かを始めるには幸先良い日ですので

思いも新たに、新月の願いを記そうと思います。

また、庭職人さん曰く、この日に植えた種は伸びるそうですが

寒い時期に皆で丘に投げたどんぐりは

もう芽吹いているでしょうか?


近々。

久しぶりに「電車通勤」に復帰します。

時間と体力と収入、自分の欲求、やる気と相談して

長いこと思案していましたが

ヤドカリみたいなSOHOから、ちょっとカニになろうかと。

「オフィス」のある仕事に戻るのは、編集部のころ以来ですね。


驚いたのは、面接した際に先方の担当者が

私のいた小さな出版社をご存知だったこと。

小さなつながりに、ささやかに感謝しました。


新しい場所でも

「仕事」としてのライティングを大切にしていきたいと思います。

また、自分だけの創作時間も大切にしていきたいと思います。


と、直面している問題が一つ。

まずいわ、まともな服がない!!!(※オフィス向けという意味です)

服装が至極自由な世界にどっぷり浸かっていたので

インド綿とか、インド綿とか、インド綿の服しかありません。

正直、どんな格好でも良いだろうと思うのが心情ですが

シーンに適した社会人らしい格好を求められることも事実なのですね。


それはそれで、ワクワクしてきました。

不思議なつながり

ただいま。日常界に戻ってきました。

 

春に引いた占いのカードは暗示に満ちていて

大きな変化と明るい未来の到来を告げていましたが

「何が起こるんだろう?」と首をかしげていました。

 

イメージはいつも、先の見えない旅先へ乗りかかった船。

「どの船に乗ればいいのでしょうか?」と、つぶやくのは独り言。

結局は自分で決めるしかない、己の人生であります。

仕事のこと、住まいのこと、日々のことなど

うねるように変化が来ていますが

すべてはつながるように出来ているものです。

 

ぐるぐる、繰り返している24時間の連続。

ルーチンをこなせず宿題が残っているまま朝がくるけれど

船が海を滑り出せば、しばらく陸を歩けませんから

「動き始めて動けなくなる」その前に、

早く片付けてしまおうね、あれこれ。

 

◆忘れないように仕事覚書

・ネタ収集とアウトプット(×2、週ごと)

・友達の仕事を仕上げる(今月中)

・月始めの集中作業

 

◆目をそらしてはなりません

・領収証

・請求書

・レシートの束

 

キャンプから戻った私に、いくつかのギフトが。

一つ目は、はるか彼方から届いたメッセージ。

このワクワク感を何かに表現するならば

「クリスマスの朝に枕元に置かれていたプレゼントを見つけた気分」

とでも言いましょうか。自然と笑顔になります。

遠隔操作でスイッチが入り、心あたたまりました。

 

それから、懐かしい人からメールがきていました。

半年ほど前にお世話になった方に

一言お礼を伝えたくて送ったメールの返信です。

開かれるかどうか分からない、ボトルに詰めた手紙さながら

半年越しにつながりましたね。

もちろん憶えていました。忘れていません。

 

まったく、面白いことはつながりますね。

なぜ「今日」なのでしょう。

すべては幸先良い徴だと信じていきましょう。