父と母は
私が物心ついたときから
よくケンカをしていました。
大正生まれですから
絵に描いたような亭主関白で
お酒に酔った勢いで暴言を吐いていました。
口論していたので
お互いエネルギーがあったのでしょう。
ケンカしていた頃は、若かったのですね
きっと。
母は
慢性腎炎で人工透析をしながら
7年間の闘病生活を経て
2004年9月8日79歳
病院で亡くなりました。
若いころ
中耳炎が悪化し
補聴器を付けての生活でしたが
晩年は、それに加え
緑内障を患い
うっすらとしか見えないようになっていました。
桜の季節になったころ
入院中の母を、父と二人で連れ出し
車いすに乗せて花見をしました。
今思い出すと
母の桜はそれが最後だったと思います。
ピンクの桜の中
車いすを押す父と母の姿が
とても情緒的で美しい。
優しさにあふれた二人の会話も
見ていてとても素敵な光景。
本当に
とても美しかったのです。
父もとても印象的だったようで
あの時の出来事を
パソコンに残していました。
あの父が
こんなに愛情あふれた文章を書くなんて
私にとっては衝撃的でした。
そんな出来事を綴った父の思い出。
次回紹介します。
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