長女の中学受験の記録 | 中学受験生の母&司法書士受験生夕陽のブログ

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択一:オートマ独学
記述:伊藤塾(スキルアップ記述式:北谷先生)
(受験回数→2020年、2021年、2022年(基準点未達)
2023年(基準点超えるも記述崩壊)
お子の中学受験(予定→R7/R9/R12)
永遠の29歳(生態:一回り程度サバを読む)

長女は、小学校3年生の2月から、地域では最難関といわれる中学校入学を目指して、

四谷大塚のテキストを使った中学受験の勉強を夫と始めました。

当時は、私もよくわからず、夫が長女の中学受験のサポートに超自信満々だったため、

様子をただ眺めるしかできませんでした。

私は、司法書士試験の勉強をしていましたが。。。

長女は、夫が立てたスケジュールに従って勉強する&公文の国語・算数・英語を平行して

やらされていました。

今考えると、超かわいそうですね。

(次女のときは夫と相談して、公文は英語以外はやめさせました)

四谷大塚の勉強だけでもものすごくしんどそうだったのに、

それが終わったら公文の宿題までやらされていたのです。

そのおかげで、長女の睡眠はみるみる少なくなり、

夫からも長女からも、中学受験に関する泣き言?愚痴?を頻繁に両方から聞く

状態となっていました。

しばらくして、四谷大塚主催の全国統一小学生テストがあり、受験しましたが、

(長女小4の11月)このときの理科のテストの結果を受けて、夫がリタイヤの声を上げました。

ちなみにこのとき、算数は結構良かったのですが。。。

 

それから長女小5の10月までは、中学受験の勉強等は一切行われませんでした。(約1年間)

私は司法書士試験受けてたし(涙)

 

その後、長女小5の10月から、国立中学入試に特化した塾に入塾しました。

リタイヤが4月なので、半年くらい頑張りました。

小6の4月から入塾してきた子もいたので、そこからでも望みはあると思います。

うちは自営業で、収入が不安定な部分もあるので、国立を選びました。

もっというと、夫は「勉強のやる気&才能がないやつには投資しない」というシビアな性格です。

お知り合いの中学校の教師の方と飲みに行って、いろいろと話を聞いたそうなのですが、

その結果、

「勉強ができるやつは何でもできる」

「勉強が圧倒的にできない奴は他のこともできない確率が高い」

「勉強ができない奴にいくら勉強させても無駄」

という身も蓋もない考え方にまとまったようなのです。

なので、中学受験で難関校に行けないのなら、公立中学で十分ということらしいです。

下手にレベルの中くらいの私立中へ行くよりも、育ちの良いご家庭が多い地域の

公立中学へ行くことで足りるよね、ということでもあるようです。

土地&建物合わせて億行く建物が小学校の周りには結構あります。

ま、そういう家庭のお子様は、私立中に行くところが多いのが実情だとは思いますが。

そんな夫ですが、国立中ならまぁいいんじゃない?ということになりました。

 

入塾当時は、復習テストでも真ん中よりも下の方だったのですが、

最後の復習テストでは、塾の中で去年国立中に合格した人数よりも上位に順位は上がっていました。

2度目の小学ぜんけん模試でも、算数の偏差値は60を超えていたし、4教科合計で57くらいでした。

一応は、オール4くらいのレベルの高校なら行けるレベルみたいです。

最後まで足を引っ張っていたのは国語です。国語は偏差値51とかでしたあせる

中高一貫校チャレンジ模試では、偏差値50くらいでしたあせる

国語ができないと、その余波は他の教科にも悲しいくらい響きます。

算数ですら、国語力がないおかげで、読み間違いをして点数を落とすことがあるのです。

夫曰く「国語で点数取れなかったことないし、国語をどのように教えたらいいのかわからない」

とのこと。これは、本当に難しいと実感しました。

 

ところで、長女の勉強方法は、かなり変わっており、塾でも正しい勉強法を教えてもらっているだろうし、

夫からも私からも教えられているにも関わらず、いくら注意しても治りませんでした。

特徴としては「復習が甘い勉強法」です。

全体にさーーーーっとやって、復習が甘いのです。

誰もそんなやり方教えていないのに、なんでそんなやり方やってるの?って感じです。

そういう風に何度も口を出したのがいけなかったのですが;;;

その変な勉強法でも、ぎりぎり国立中学に受かるかもしれない?くらいの偏差値は取れたので、

正しい勉強法を身につければ、もっと取れるんじゃない?と考えたくもなります。

しかし、国語の点数を伸ばすのは難しいです。

塾技とかやらせていましたが、塾技だとちょっと難しいかな?と思ったりしました。

塾技を何度も回すよりも、もう少し易しめの国語の問題集をやった方がいいのかな?と

思ったりもしました。

結局、国語力はいまだ伸ばせずにいます。。。

 

目指していた国立中は、勉強の環境や施設は最高に整っているし、

そこに滑り込めれば、ゆっくりじっくり大学受験の勉強もできるだろうし、

今の長女にはベストかなと思っていました。

しかし、そこの中学校が求めている人物像は、「自立した人間」です。

自分で考えて自分で考えたことを実行し、トライ&エラーを繰り返しながら

成功に近づける人材という感じでしょうか。

しかし、長女はそういうタイプではないのです。

一応自分で考えて行動しますが、考えは浅く、エラー&エラーを繰り返すタイプです。

塾の先生に質問しに行ったことは半年間で一度もなく、勉強のやる気があるのかないのか、

わかりません。多分、ないのでしょう。

長女は、ほとんど他人にも親にも質問しないのですよね。質問力皆無です。

わかっていて聞かないのならいいのですが、そうじゃない。

長女は「わからなくても平気だし、別に知りたくない」みたいなところがあるのです。

そう、知的な探求心が足らないのですよね。

このあたりが、目指していた国立中の求める人物像とかけ離れていました。

なので、夫は最初から「受からんだろ」と言っていました。

国立なので、授業のペースは公立と一緒のため、そのあたりも懸念材料ではありました。

 

しかし、3月終わりに受けた復習テストや模試の結果を見たところ、

今までで一番良い出来でしたし、頑張れば合格したかもしれないというところまでは

行けたような気がします。

この中途半端な感じが、今の私にそっくりで、イライラしてこなくもないです泣

 

ここにきて、自己肯定感の話になるのですが、

長女は、自己肯定感が低いと思います。

「なんかわからないけど、たぶん自分だったらできるんじゃないかな」という

根拠のない自信があるかないか、これは自己肯定感があるかないかとリンクしていると思います。

長女の自己肯定感を伸ばすためには、長女が好きなこと・やりたいことに挑戦して、

少しずつできるようになる小さな成功体験を積み重ねることが必要だと思っています。

今日もミシンで給食袋を作っていた長女。

今は夕食を作っています。

自分で選んだやりたいことをやって、達成できた!をたくさん積み重ねて、

「自分もやればできるんだ、必ず!」という自己肯定感を育てている期間だと、思います今が。

長女は今後、公立中学校で偏差値を取るにはどうしたらよいか?を考えながら勉強をしていく

ことになります。先生受けは良いタイプなので、頑張ればそこそこ行けるかな?とは思います。

中学校になると、テストの点数で順位がでるじゃないですか。

あれ、衝撃だろうな~と思います。仲良しの出来の良いお友達と同じ高校へ行くために、

必死に頑張ってくれるでしょうか?そこにも期待したいと思います。

 

まとめると、小学校高学年で、自分で考える力、(粘り強く問題に取り組む姿勢)、

勉強のやる気、自己肯定感があるお子様は、

国立中学入試で成功できる材料がそろっているだろうと思います。

どなたかの参考になればと思います。