オーストラリアは東側、Bondi Beach海が見える素敵なホテルから。
時差もたったの1時間。朝6時（日本で言う5時）に到着し、午前中まったりとした時間を過ごしている。
blogを書く時は過去を振り返り、今を確認することが多い。
海外（南）に行くと決めた2016年は12年前、人生が大きく変わった18歳からちょうど一回りが過ぎた時だった。
と気づいた時に、「運ばれている」という感覚を味わった。
運命とは、いのちをはこぶ。と書く。自力で運ぶのではない、他力で運ばれる。
そこに自力もちょっと加える。そんなものなのかな。
札幌から出て、帰ってくるときに、「ただいま札幌！」と言うんだけど、
今回は、ただいま日本！ときっと視野がまた広くなってるんだと想う。
厚い雲、大きな橋、海に浮かぶ島。
全てが初めて見るものだけど、どこかで懐かしい感覚も覚える。
移動中、アボリジニの神話を調べた。なんか、知らなきゃいけない気がして。
この土地に足を踏み入れる前に、この土地に息づく神々のルーツ、信仰を知らなきゃいけない、そんな感覚になった。
大地の神、天の神、火の神、太陽神（太陽女）、月神（月男）。
アボリジニは、自然界のすべてのものと繋がっているという考えを持っており、自分達は自然の一部であり、自然界の万物すべては自分たちの一部であるととらえている。
この地球上の生物はみな一体。
調べていて「やっぱり」という安心感。
これから5日間、どうか必要なところへ運んで下さい。
そんな想いで、12年ぶりの海外での短い旅がスタートする。