長女の中古車の納車日。
そして、CR-Xを引渡す日。
中古車のお店の、元気な店長さんが
私の家に来てくれた。
長女は、納車された車を見て嬉しそう。
そして店長さんは、私のCR-Xを見るなり
正直な気持ちを呟いていた。
店「1.5Xか、、、1.6Siならなあ」
「20万にしとけば、よかったなあ」
「赤字にならないようにしないと、、」
「社長に叱られるかなあ」
まあ、その通りだ。
どの気持ちもよく分かる。
多分、社長に叱られるだろう。
店「まあ、いいです、、、」
「納品した車、絶対ウチで車検して下さいよ!」
私・長女「もちろんです!」
CR-Xは、
ネットオークションに出すか
海外へ売るか、するそうだ。
車検の時に、どうなったか聞くつもりだ。
CR-Xは、この憎めない店長さんに委ねた。
店長さんが、CR-Xに乗った。
これが最後の見納めだ。
ブロロロと大きな音を立てて去って行く。
ああ、マフラーの調子が悪いのね。
そして、、
もう2度と目にすることはないのね。
さようなら。
私の大切な愛車、CR-X。