バスケ部、
春の公式戦。
県総体地区予選。
先輩達の最後の公式戦が終了しました。
大会前に
「3年生だけで戦う。実践練習はレギュラーのみ。」
になったと息子から聞いていました。
レギュラー以外は、コート外で補佐。
「そんなん、俺ら参加する意味ある?」
と、同学年が憤ったことも。
公式戦では、
息子は、審判に任命されました。
朝の集合時間が早くなり、送迎を頼まれました。
「観戦できる公式戦やしな。」
「試合を見に来ても、俺、出ないよ。」
「何があるか分からんし、先輩たちも前より上手くなってるやろ」
「たぶん…全く変わってない。」
『幽霊部員だった先輩たち(5人)が復帰して、特別練習してきたのに?』
息子の審判姿も見てみたかったですが、
観戦は、やめました。
息子は部員達と一緒に電車で帰ってくることに。
朝には「帰りは、うちあげになるかも」と言ってましたが、
そんな誘いの声は誰からも出ず、解散。
勝敗だけ聞いて、試合内容は聞きませんでした。
息子は、部活入部から、
ずっと仲良くしてくれて、
ずっと一緒に戦ってきた、この先輩達となら、
目標の県大会ベスト8も夢じゃないと言っていました。
実際は、
絶対に県大会にいける!と、
やる気満々で参加した新人戦は、
ベンチを温めただけで、1回戦敗退。
https://ameblo.jp/aisho8739/entry-12835578833.html?frm=theme
顧問の決定だからしかたないと言いながら、
今回の県総体でも、
元幽霊部員からレギュラーを取り戻せず、
地区予選1回戦で敗退。
「せっかく復帰したのに…3年生達、悔しかったやろな」
「復帰した先輩は悔しくないと思う。
『参加しないなら、退部しろ』って顧問に言われて、大学受験に向けて内申点のために籍を残しときたいから戻ってきた。
復帰後もずっと『部活はダルイ』って言ってて、
今日も『やっと終わった〜』って言い続けてたから。」
「聞いてたらイライラするけど、復帰した先輩達も、辛かったと思うよ。
後輩の入部早々に幽霊になったのは、自分なりの理由や諦めがあったやろし、
チームが勝てない理由も分かってて、
後輩達からは、冷めた目を向けられてて…
俺らはやりたくてやってる訳じゃないって強がってないと一緒にいられなかったんじゃないかな。」
「確かに、負ける理由が自分なのはツラいと思う。
でも、そのぶん、もっと真面目に練習してくれたら良いと思うけど。」
「周りには見せずに、自主練してたかもしれんよ。
部活での姿が、本当の先輩かは誰にも分からん。
自己表現の仕方を、かなり間違えてるなとは思うけど…
幽霊部員から復帰するのは、凄く勇気がいったと思うよ。」
こういう状況になったとき、
親はなんと言ってあげたら良いのか…
正直悩みます。
「もう、付き合うことないやん。」
って言ってあげるのは簡単なんだけど、
本当にバスケがダルいだけの子達だったら、
幽霊から戻ることは無かったと思うから。
かといって、
無理をしてまで、仲良くなって欲しい訳でもない。
幽霊部員のまま「バスケットボール部」
と記したくなかった顧問の気持ちも分かる。
チームはゴタゴタしたけど、
同級生達が、最後に復帰してくれて、
3年生は嬉しかったかもしれない。
目標達成できなかった悔しさを残して、
明日から、新チームが始動します。
新しく後輩を迎える側になって、
今後も、いろんな問題が湧いてくるでしょう。
息子達が、どんなチームを作っていくのか…
楽しみです。
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