帰国生のための進学説明会・オンライン | 馬の町から

馬の町から

ダンナのフランス赴任で、家族でシャンティイ→シャンティイ近くの村で過ごした、2018年3月26日~2020年10月26日まで、合計ぴったり2年7ヶ月のフランス生活の記録。子供は2008年生まれの娘「はな」(仮名)、2010年生まれの息子「かい」(仮名)。

さて…今週もホームスクーリングスタートしております…とりあえずあと2週、頑張りましょうか…。

 

…今朝また英語のプリントががっつりオンラインに上がってて、もうさっそくがっくり来てますけどね…。

 

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昨日、日本の某塾が主催していた、「帰国生のための進学説明会」に参加しました。

 

…はい、オンラインで。

 

実はこの説明会、当初はヨーロッパの数都市を実際に塾の方が回って開催されることになっていて、パリにもいらっしゃるということだったので、予約してあったんですね。

 

日本の海外子女教育振興財団も、年に一度ヨーロッパで進学説明会を開催してるようですが、フランスに来ないんですよ…イギリスとか、あとベルギーとかドイツとかだったかな…なんでフランスでやってくれないのって思ってたので、これはありがたいと思って楽しみにしてたんですけどね。

 

そしたらあれよあれよという間にこんな状況になっちゃって、当然渡航は無理なわけで…そしたら、オンラインで開催しますとのご連絡。

 

フランス時間午前11時からでしたけど、自宅のパソコンから、送られてきたURLに進むと、ミーティングルームに進めまして、そこでずっと塾長さんのお話を聞くというかたちでした。

 

参加者の顔は見えないし、何人参加してるかとかも参加者側からは基本分からないんですが、途中で塾長さんが参加者の住まいや子供の学校のことなんかをアンケートに取ったので、それによると40人(家族)くらいが参加してたようでした。

 

そう、参加者の顔は見えないけど、参加者側が「挙手」ボタンを押してリアクションしたり(その後マイクをオンにして直接会話することも可能っぽかった、この日はそれは使われなかったけど)、あとチャットを発動したり質問を送ったりすることもできるようになっていました。

 

こんな状況でも世界中でつながれるって本当にすごい時代だなぁと思いつつ。

 

さて、それで説明会のほうですが、やはり中学受験を考えている人が多かったようなので、最初1時間半は中学受験メインのお話、その後は大学受験のお話になっていましたが、我が家はまずはその1時間半を聞いておりました。

 

塾長さん、すごく知識が豊富なのと、実際にいろんな学校に足を運んで内情をよく見ていらっしゃるようで、すごく参考になる話がたくさんありました!

 

特に、日本で有名ないわゆる難関中学の話ではなくて、あまり有名ではないけれど、これからの時代の教育に目を向けていて、結果も出している学校をいろいろ紹介してくれたのがありがたかったですね~。

 

その中に、私達が出国前に一度見学に行ってきて、私の中ではかなり気になっている学校も含まれていたのもまた嬉しかったというか、あぁやっぱりここは狙うべきところかなぁ、とか。

 

正直、こちらにいてまともな(というか日本的な)中学受験の勉強をするのは不可能なので(少なくともうちは不可能、そこまでする余裕は親子ともにない)、現実的に狙えそうなラインと、将来性を見据えたライン、あとはもちろん家から通える範囲(家ないけど)…そういうところを見ていかなきゃいけないよなぁと改めて思いました。

 

ダンナも一緒にずっと聞いてたので、参考になったようでしたが、当初は水曜日の予定だったこの説明会、だとしたらダンナの参加は無理だったと思うので、結果的に我が家はこれでありがたかったなぁと思います。

 

結局のところ私立受験なんて、親どちらかひとりの意思で決められるものじゃないですしね。