さて、コロッセオを出たのは閉館の16時半頃だったかと思います。
ローマはまだまだ見どころが満載だというのにまだコロッセオしか見ていない…!というわけで、散策開始。
コロッセオの目の前にあるコンスタンティヌス帝の凱旋門、ここから視線を右にずらすと、
フォロ・ロマーノ!ローマ帝国時代の生活の中心地の遺跡ですね。
20年前ここに入れなかったので、今回こそは!と思ってたんですけど、閉館時間はコロッセオと一緒で、もはや入れず…うーんやっぱりこの日朝早起きしてヴァチカンを一気に回っちゃわなかったことが悔やまれますね。
地味に遺跡好きなんですよ、私…。
仕方ないので、とりあえず近くまでは行ってみることに。
というわけでそちら側からコロッセオを眺め、
遺跡を上から眺め…うーん行きたかった!けどしょうがない。
先に進んでも行き止まりだったので、来た道を引き返して、気を取り直してローマ市街地に点在する観光名所散策に出かけます。
フォロ・ロマーノには入れなかったけど、こちらはフォロ・トライアーノ、トラヤヌス帝のフォロ(フォーラムつまり広場)、ここは通りすがりによく見ることができます。
トラヤヌス帝の記念柱はその広場の端に建っていますが、ここに辿り着く頃にはご覧の通りだいぶ日も落ちてきました。
このすぐ隣にあるのが、
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂(ヴィットリアーノ)…彼はイタリア統一時の初代国王とのこと。
これ、20年前も本当に感動したけど、相変わらずの威風堂々としたたたずまい、そしてこの夕暮れ時がなんともいえない素敵な雰囲気でした!
目の前の広場にはツリーも…まだどの都市にも大きなきれいなツリーがたくさんあって、いろいろ見られて嬉しかったです。
ヴィットリアーノとトラヤヌス帝記念柱に別れを告げ、しばらく歩きます。
来ました!トレヴィの泉!
…しかし、すごい人…!!!!!
分かりますか?人・人・人…!!
下に下りるのもほんとにひと苦労で、人混みかき分けかき分け、なんとかかんとかですよ。
なんとか泉の脇を陣取って、お約束のコイン投げをしましたよ!
私は20年越しで再訪できたので、この伝説は本当かしら?!
さて、もうちょっと歩いてスペイン階段でラストにしたいところですが、かいがトイレに行きたいと騒ぎ出し、もう時間も時間でおなかもすいていたので、通り道にあったレストランに適当に入っちゃいました。
Al Caminettoというお店でした。
このキャンティワイン、すーっごくおいしかった!!
ダンナが同じものをスーパーとかで探してたけど、なかったみたい。
ひとことでキャンティって言っても、他の店で飲んだのはイマイチだったりしましたし…ワインってなかなか難しいですよね。
私はポルチーニのフェットチーネにしたんですが…うーん、よかったのはパスタの茹で加減のみで…完全にポルチーニが殺されてた(苦笑)
ダンナのカプリチョーザ…カプリチョーザってシェフの気まぐれってことでしたよね確か…だいぶ気まぐれすぎないこれ?(苦笑)
そんなわけで、ワイン以外は残念なかんじでしたとさ。
まぁでもとりあえずトイレ借りておなかも満たされたところで、もうひと歩き。
到着しました、スペイン階段!
まぁ、子供達からしたら、ローマの休日も観たことないし、ただの階段ですよね…(苦笑)
でも、ダンナとかいは一番上まで上っていきまして、
私とはなは下で待ってました。
ここから伸びてるブランド通り、コンドッティ通りは、華やかなライトアップ、今回は一歩も足を踏み入れませんでした、どうせ買い物は全く興味なしw(20年前も、友人ふたりが買い物してるのにただついて回ってただけ…昔から貧乏+買い物興味なしな私w)
この広場の端っこで、焼き栗が売られてたので、それだけ買いました。
こういうの、ヨーロッパあちこちにありますよね~。
実は20年前の日記を読み返した時、一緒に行った友人のひとりが、スペイン階段でやっぱりジェラート食べたい!って言って(当時はまだ飲食禁止じゃなかった)ジェラート買いに行ったんだけど、戻ってきた彼女が手に持ってたのが焼き栗だったっていうくだりを読んで爆笑していた私ww
ジェラート屋を見つける前に焼き栗屋を見つけたから買っちゃったらしいんだけどwなんかやっぱりここに来たら焼き栗食べちゃうのかなーw
てかんじで、この日の散策終了!
地下鉄でテルミニ駅に戻って、テルミニ駅近くのおみやげ屋さんに寄って、いろいろ買ったんですけど…。
最近かいがゲームの影響でしょっちゅうやってるダブポーズ…で、このTシャツ、思わず買っちゃいましたわww
イヤ、モナリザ、パリやん…うん、まぁでも、ダヴィンチってイタリア人だし…よしってことでww
あ、ちなみに、このTシャツ、アインシュタインバージョンもおみやげ屋さんに並んでましたよww
…さて、ローマ編、あともう1回続きます、区切りのいいところで一旦切りますね。