イタリア旅行その6<ミラノのドゥオモ> | 馬の町から

馬の町から

ダンナのフランス赴任で、家族でシャンティイ→シャンティイ近くの村で過ごした、2018年3月26日~2020年10月26日まで、合計ぴったり2年7ヶ月のフランス生活の記録。子供は2008年生まれの娘「はな」(仮名)、2010年生まれの息子「かい」(仮名)。

やばい、もう記事6本目なのにほとんど旅行本編進んでないってどういうこと(苦笑)

 

さて、見えてきました、ドゥオモ!!

 

 

 

 

イヤーーーーー…やっぱり圧巻ですね~。

 

…てか、人多すぎ!!!!!

 

ほんとにすっごい人で…ちょっと想像以上でした…。

 

で、ダンナと子供達と合流し、さてじゃあどうする、やっぱりドゥオモは入るよね?上も登るよね?となり、とりあえずチケット買わないと…と、少し離れたところにあるチケットオフィスに行ったんですけど…ここがまたすさまじかった…。

 

 

チケットオフィス内、黒山の人だかり…(これ、建物の半分程度しか写ってない)。

 

番号札を取ってひたすら順番を待つんだけど、ここで20分かそれくらい浪費してしまったのでは…。

 

しかも、やっと順番回ってきたかと思ったら、大きな荷物は持っていけないし預けられる場所もないので、近隣で預けられるところを探してくれと言われ、探せるサイトを教えてもらう。

 

言われた通りに検索したら、近隣で荷物を預かってくれる場所が出てきて、預けたい日時を選択して、支払いもオンライン上でして(私達は4時間程度だったかと思うけど、5ユーロでした)、それからまた窓口に行ってチケット購入…ドゥオモ内入場+屋上に登るチケットを購入しました、少し安い階段のチケットと、高いエレベーターのチケットがありましたが、この時は我が家にしては珍しくエレベーター選択…イヤ、あまり時間に余裕がなかったので、さくっと登れたほうがいいなって思ったんですけど、これもまたのちのち大変なことになる…。

 

ちなみにチケットはこの日のうちであれば何時でも入場可能です(この情報のちに重要)。

 

もうここまででひと苦労だよね…私が最後の晩餐見てる間にチケット買っといてもらえばよかったです、ほんとに失敗…正直、人出甘く見てました(そして甘く見てたのがこのあとも散々ついて回った今回のイタリア旅行…)。

 

ようやくチケットを手に入れたところで、ダンナがひとりでそこまでスーツケースを預けに行ってくれたんですが、そこは普通のレストランで、部屋の一画にただスーツケース置いとくだけってかんじだったっぽく、ちょっと大丈夫?ってかんじではあったようですが…。

 

で、またダンナと合流し、ドゥオモ前に伸びていた入場の列に並んだ私達。

 

しばらく並んで、荷物検査を経て入場したドゥオモ。

 

 

 

イヤーすごいんだけどさ…人もすごいし、なんにしろ、ドゥオモの上に登らなくちゃいけないわけ…なので、それ探すのにいっぱいいっぱいで鑑賞どころでなく…でもどこにも、上に行けそうなところがなくて。

 

逆に、上から降りてきた人達がいたので、その人達に聞いたら、登るのは建物の外に入口があると言われ、しまった~!と急いでそちらに向かう(考えてみたら普通そうだよなぁと思うんだけど…でもサグラダファミリアなんかは、中に上へのエレベーターがあったし…ちょっと人の多さも相まって混乱気味)。

 

階段で登る人達の列をパスして、そのさらに奥にエレベーターの列が…えぇ、大行列…!!!!!

 

この時点で多分、12時半近かったのかな、我が家はダンナが14時15分に最後の晩餐見に行くでしょ、となると15分前の14時にサンタマリアデッレグラツィエ教会に行かないといけない、という状況。

 

さらに言うと、ミラノ中央駅からローマのテルミニ駅まで、この日の17時10分の列車で移動することにしてあるので、ドゥオモ周辺のタイムリミットはせいぜい16時か16時半か…という厳しい状況。

 

とりあえずなすすべないので、行列に並び、私がひとりで並んでる間、ダンナと子供達に、以前コメントで情報教えていただいた、パンツェロッティ(揚げピザ)のお店にお昼を買いに行ってもらうことに。

 

Luiniというお店。

 

 

こちらもこちらで行列だったみたいで…。

 

 

とはいえ、買って帰ってきてくれた頃、私のほうの列はようやく半分来たかな、くらい(30分くらい経過)。

 

 

 

シンプルですけどなかなかおいしかったですよ!子供達もダンナも大満足でした。

 

で、さらに待ったんですが…もう、ダンナのほうが、タイムアップが近づいていて。

 

階段のほうが列が短かったから、こっちのチケットのほうが高いし、そちらに切り替えられるかと、近くの係員に聞いたところ、大丈夫だと言われたので、ダンナのみそちらに移動。

 

ところが、そちらも列が伸びていて(というか後で分かったけどこちらの人数は常に流動的だった、すっごい伸びてたり、すんなり入れたり)、とても今は無理だ…てことで、ダンナは最後の晩餐見てから階段でリトライするということにして、ひとりで教会へと向かって行きました。

 

私達3人はさらにしばし待って、ようやく順番が…結局1時間半くらい並んだかな…。

 

エレベーターに乗って、少し歩くと、わりとすぐ屋上です。

 

20年前登った時は、本当にここが素晴らしくて、広い空間を結構長時間堪能したんですが…。

 

 

分かりますかね、工事中…!!!!!

 

屋上、本来はとっても広くて開放的な空間なのに、いられるスペースがごくわずか!!確か工事中のここは平面だったと思うけど、斜めのとこしか空いてない!!しかも人多い!!

 

…てわけでなんか、あんまり堪能できず…。

 

 

 

 

登り切った頃には、ダンナが帰ってくる時間から逆算して、降りる時間も考えなきゃってかんじだったし…うーん、なんか、いろいろ、残念。

 

そんなわけで、結構な額を払った割にはあまり堪能できずに終了。

 

下りるのは階段ですので、そこは頑張って下りまして…。

 

で、下りてから、ダンナが戻ってくるまでの間、階段列のほうに並んで待っておくことにしたんですけど、ここがね、私達が並び始めた頃はすっごい列があって、それでもわりとさくさくはけていって、ダンナが来る前に順番回ってきちゃったので結局1回パスしてもう一度並び直したら、今度はすごい勢いで列がなくなっていって、私達と同様に同行者を待つ人達か、そんな人達が脇でたくさん待ってるというシュールな状況(苦笑)

 

そんな中、ダンナが猛ダッシュで最後の晩餐から戻ってきまして、場所をバトンタッチして、私達は移動。

 

とりあえずトイレに行きたかったんですが、近くにはチップトイレしかなかったので、じゃあスーツケース受け取りついでにレストランでお茶でもして待ってるか…と。

 

 

ここが荷物預かってくれてたレストランDelicious、飲み物だけでもいいってことだったので入店。

 

 

イタリアなのでカプチーノ。

 

しかし、ここがまた…私のカプチーノ2.5ユーロ、子供達のホットチョコレートふたつで6ユーロ、なんだけど、会計なんか高いなって思ったら、席料3人で7.5ユーロも取られとったわ…。

 

イタリア、20年前はチップ置いたけど、今はチップ文化もだいぶ廃れてるようで、サービス料が込みになってるとか、ガイドブックでも読んでましたけど、いやはや(苦笑)

 

…一方のダンナ、これがまた大変だったらしい。

 

というのが、いざ入ろうとしたら、このチケットはエレベーターだからダメだと言われて追い出され、だって他の係員にさっきいいって言われたんだ!と、相当な押し問答があって、結局そのいいって言ってくれてた係員のほうが立場が上だったようでダンナに中から気付いてくれてOK出してくれて、無事に入れたそうなんです…。

 

ヨーロッパってほんと、人によって言うこと違うからね…。

 

なんにせよ無事に登れて、レストランで合流。

 

そこからは、すぐ近くのカドルナ駅から地下鉄に乗ってミラノ中央駅へ移動…地下鉄は1回券(90分有効)が大人2ユーロ、11歳までは無料だったのでうちの子達はギリギリでした。

 

まぁそんなわけで…本当に、ドッタバタなミラノ観光でございました…orz

 

最後の晩餐のチケットをきちんと取れなかったところからそもそもつまづいてたね…まぁふたりとも見られただけよしとしますが…。

 

さて、そんなわけで、中央駅構内の売店で、列車内で食べるための夕食を調達して、ホーム付近へ移動。

 

 

 

鉄道の時刻表…イタリア語についてはまたいずれ触れたいですが、はなが「出発」のイタリア語の「PARTENZE」ってかっこいいね!と、「パルテンゼー!」を連呼しとりました…ww

 

これまたヨーロッパの例にもれず、何番線から出発かは直前まで分からないのですが、分かったところでホームへ移動。

 

 

この高速鉄道に乗って行きます!

 

列車は無事に定刻通り出発。

 

車内の写真は載せませんが、まぁごく普通に新幹線っぽいかんじです、スーツケースはマルペンサエクスプレス同様ところどころ床に置けるスペースがありました。

 

私達はボックス席を予約してあったので向かい合ってテーブルで晩ごはんを食べて、あとは寝たり好きに過ごしましたが、途中車内販売のワゴン車が回ってきて。

 

なかなか商売上手なおじさんで、しっかりビールとワインを買わされてしまいました(というか、ダンナが最初ビールを頼み、その後やっぱり私と一緒に飲めるものってことでワインにしようとしたら、もうビールは返品できなかった…苦笑)。

 

そんなこんなの高速列車、3時間半でローマテルミニ駅に到着、20時50分。

 

そこからはなぜか名前がワシントンのホテルにチェックインして、ダンナはひとりでふらっと外に買い物へ。

 

すぐ近くのピザ屋さんからピザを1枚テイクアウトしてきたんですけど、

 

 

食べかけ写真ですみませんが、アンチョビピザ。

 

これがサクサク生地で塩味もおいしくて、とっても気に入った我が家、翌日の夜ダンナは今度は2枚ピザをテイクアウトしてきたのでしたw

 

てわけで、次の日記はローマ編に入ります~。