イタリア旅行その5<最後の晩餐> | 馬の町から

馬の町から

ダンナのフランス赴任で、家族でシャンティイ→シャンティイ近くの村で過ごした、2018年3月26日~2020年10月26日まで、合計ぴったり2年7ヶ月のフランス生活の記録。子供は2008年生まれの娘「はな」(仮名)、2010年生まれの息子「かい」(仮名)。

12月29日、旅行3日目、ようやくここからイタリア旅行本編開始ってかんじです。

 

もともとは、この日の早朝(6時台)に夜行列車で到着して、その後10時からまずは私がサンタマリアデッレグラツィエ教会で最後の晩餐を見る…というところから始まる予定でした、が、その夜行列車がなくなって、最後の晩餐の予約だけが残ってる状態なので、予約時間までに教会に行く必要がありました。

 

そんなわけで、ホテルの朝食は早めに取り(エアポートホテルだったので朝食も早くから開始していて助かりました)、ホテルチェックアウト後車を予約してあったマルペンサ空港第2ターミナル駐車場へ入れまして(駐車場、広かったけどだいぶ埋まってましたね…)、そこから教会最寄り駅まで直行で行けるマルペンサエクスプレスという急行に乗ることに。

 

しかーし、この駅がなかなかに分かりづらくて…空港ターミナルの中にあるわけではなくて、ちょっと離れたところにあって、係員に聞いてもなんだかよく分からなかったりして、ちょっと迷って焦りました(30分に1本だったかな、しかなかったので)。

 

なんとか地下の駅を見つけて、切符売り場を見つけて有人窓口で切符を買った頃にはもう出発3分前!

 

売り場の人に、「切符をあの機械に通してからね!」と言われ、フランスと同じですね、打刻をしてから乗るんですけど、これが切符の向きを矢印通りにきちんと入れないとはじかれるタイプでした…フランスは裏返しでも打刻してくれるけどね、イタリアはバスとかもちゃんと向き正しく入れないとダメだった気がする、自動改札機も。

 

ちなみにチケットはファミリーチケットってやつで、4人で片道33ユーロ。

 

急いでたのでこの辺の情報写真なしですみません。

 

乗り込んだ電車は、

 

 

中はこんなかんじ、普通の急行、座席と座席の間に大きなスーツケースも置けたのでよかったです。

 

1時間ほど乗って、無事に教会最寄のカドルナ駅着。

 

 

こんな電車でした、帰りもお世話になります。

 

さて、駅を出ると、

 

 

イタリアの町中、ほんとに路面電車多かったですね。

 

ここからしばし歩いて、到着しました!

 

 

サンタマリアデッレグラツィエ教会です。

 

最後の晩餐を見る場合は、ここから視点を左にずらして…

 

 

写真右側の入口(3本の旗の下)が最後の晩餐への入口ですが、その前にまずは写真左手にあるチケットオフィス(工事中の建物の下、クリーム色の建物)に行きます。

 

朝に行くと当日券を狙う人達が並んでますが、予約してある場合はそこはパスして中に入ってカウンターへ行き、予約情報を伝えてチケットを発券してもらいます(私はオンライン予約時に送られてきたメールをプリントアウトして持っていきました)。

 

我が家の場合、10時から1枚、14時15分から1枚で予約してありましたが、この朝のタイミングでどちらも発券してもらいました。

 

いざ見学の時は、中に大きな荷物は持ち込めないので、ここにある無料のロッカーに荷物を預けます。

 

…我が家、大きなスーツケースをひとつ持って来てたので、預けられないかと思いましたが、やっぱりそこは、係員がいまして、この時間から預けるのはダメ(見学の直前から)って言われちゃいました…ま、そりゃそうだよね(苦笑)

 

そんなわけで…この時、9時過ぎでしたけど、ドゥオモまでは片道30分くらいかかるので、私はもう身動き取れず、なのでダンナと子供達と大きなスーツケースには先にドゥオモに行っててもらうことに。

 

私はこの広場でしばし休みつつ、周辺(なんにもない)をぷらぷら散歩。

 

 

教会へ続く道。

 

で、予約時間の15分前になったところで、荷物を預け、さっきの最後の晩餐への入口のほうに集合します。

 

しばし外で待ちまして、時間になったら中の係員に「何時の人~」ってかんじで呼ばれ、中に入り、荷物検査を受けます。

 

この10時からの回は、イタリア語のツアーガイドが必ず付く回で、その分の追加料金が発生していたんですけど、もはやチケットが取れることが大前提なので致し方なし(午後で取れたほうはガイドなしでした)。

 

そんなわけで、聞いててもさっぱり分からないイタリア語を聞きつつ、中に進んでいきます(ちなみにイタリア語が分からなかったのは私ともうひとりだけだったっぽいです、全部で何人だっけ、30人くらいだったっけな?)。

 

で、ハイ、最後の晩餐。

 

 

おおーっ…ていうか、うん、まぁ、私は美術を語ることはできませんので…うん、見たな、ってかんじ。

 

部屋は元々は食堂だったんですよね、こんなかんじで、

 

 

広い部屋です。

 

最後の晩餐の反対側の壁には、

 

 

こんな絵があったとは知りませんでしたわ(これはダヴィンチ作ではないですね、Giovanni Donato da Montorfanoって方かな、ミラノ出身の画家で…って下に解説がありました)。

 

この部屋で15分ほど、イタリア語のガイドを聞きつつ、後半は自由に鑑賞(自由にって言っても絵2枚しかないわけだけども)。

 

で、その後はこの部屋を出たところに、この絵がどのように修復されてきたのかを説明する部屋なんかがありまして。

 

もう今残ってるのは完全に修復後なんですよね、修復前の状態はかなり荒れたというか、残念な状態だったので、こうやってきれいに修復するんだな~と思って見てきました。

 

そんなこんなの最後の晩餐…20年前ミラノに来た時は叶わなかった訪問だったので(月曜日定休なのに、月曜だったんだよね、ミラノに来たの…多分当時は開館さえしてれば当日でも入れたのでは)、二度目のイタリア、トリノに続いてまたひとつ念願叶いました。

 

さて、そんなわけで、教会を出てからは、歩いてドゥオモに向かいます。

 

 

やっぱり路面電車。

 

で、30分くらい歩いて、見えました!ドゥオモ!

 

…なんですが、ドゥオモについては次の日記で。

 

とりあえずダンナと子供達と合流したんですけど、彼らが今までここで何をしていたかというと、

 

 

分かりますかね、ドゥオモの周り、まだクリスマスマーケットの屋台がたくさん出てたんですね。

 

 

 

 

てわけで、彼らはここを周って、ホットココアを飲んだりしてるうちに、あっという間に私と合流の時間になっちゃったそうな。

 

あ、あと、

 

 

すぐ横にあるヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリア、時間がなくて今回は足を踏み入れられなかったんですが(私は20年前に入ってます)、ブロ友さんの記事によると、中にとってもきれいなクリスマスツリーがあった可能性が?!しまった~ちょっとだけでも入ればよかった。

 

てわけで、次の日記に続く~。