シュノンソー城・ブロワ城・シャンボール城<ロワール1泊2日・その3> | 馬の町から

馬の町から

ダンナのフランス赴任で、家族でシャンティイ→シャンティイ近くの村で過ごした、2018年3月26日~2020年10月26日まで、合計ぴったり2年7ヶ月のフランス生活の記録。子供は2008年生まれの娘「はな」(仮名)、2010年生まれの息子「かい」(仮名)。

10月27日(日)、ロワール2日目。

 

宿をチェックアウトしたのが9時半くらいだったかな。

 

そこからまずは1時間ちょっと運転して(あ、この日前半の運転は私です、パリ近辺運転したくないのでw)、最初の目的地、シュノンソー城へ。

 

 

駐車場からこんな並木道を歩きまして…並木道中間の左側にちょっと入ると、

 

 

ここでも迷路w

 

ひとしきり楽しんでから、いざ城へ…なんですが、かい、最初にもらったマップの番号通りに回りたいのに、先に城の中に入ろうよって大人に押し切られてしまい、ここで完全に心が折れてしまい、ここから先はふてくされっぱなしで大変でした。

 

 

この城も正面から見ると大したことはないんですがね。

 

この、城を正面に見て左側に、

 

 

ディアヌの庭園が広がってまして(かいはここから先に行きたかった)、右側には、

 

 

カトリーヌの庭園が。

 

両庭園にはあとで行くことにして、まずは城内へ…なんですが、ここは日本人にも人気ですよね、ちょうど入口付近ですれ違った初老のご夫婦が「こんなに広いと思わなかったね!地下1階地上3階でしょ?!」って言いながら出て行かれまして…そうですか、広いんですか…。

 

 

 

 

 

 

メディチ家ギャラリーがなぜかここに。

 

とりあえず城内は駆け足で回ったのですが(てか私個人的に、城は外観が見たいので、中はどうでもいいんですよね…でも外観だけ見たくても入場料取られちゃうってパターン)、出る頃には雨足が強まっておりまして…。

 

 

そんな中、かいご所望のディアヌの庭園へようやく。

 

ま、でも、何をするわけでもないっていうね…。

 

 

とりあえず、こちら側からの城を写真に収める。

 

続いてカトリーヌの庭園へ。

 

 

こちらから見た城が断然にきれいですね。

 

でも失敗したのが、もっと庭園奥まで進んで、城を真横くらいから見るべきでした…なんでかよく覚えてないんだけど、このへんで引き返してしまって…この城が一番美しく見えると思われる、こちら側からの水上アングルを見ていないよな、っていう…ま、もういいけど…ともあれ、かいの機嫌と雨に振り回されたシュノンソー城でした。

 

さて、お次はまた1時間運転してのシャンボール城、の予定だったんですが、お昼になっちゃうので、どこかめぼしいところを助手席のダンナに探してもらった結果、ここだ!というレストランを見つけたらしく、行くことにしたのが、

 

 

たまたまブロワ城の目の前だったっていうね!

 

この川はロワール川です。

 

大はしゃぎで河川敷(下の道)に下りて走るかいと、それに続いて下りて走るダンナ…の写真はわざわざ載せませんがw下から撮ってくれた写真。

 

 

ブロワ城、多分あれ、と思われる。

 

これは本当にたまたまだったのでラッキーでしたね。

 

対岸の街並自体も素敵でしたよ。

 

さて、こちら側の街並といえば、

 

 

こんなかんじで、この並びに目的のレストランがあったのですが…入店してメニュー見たら、「…ここ高いじゃん…!!」となる。

 

でももはや今更店を出られない…。

 

少しお得なコース料理は平日しかやってないって言うし、仕方なく、大人は一皿23.5ユーロの一品料理をひとつずつ、子供は12ユーロくらいの子供メニューを。

 

 

アミューズブーシュ、要はお通しですよね…こんなの出されたの初めてだわよ私。

 

味は…あんまり味がなかった。

 

 

子供達の料理、はなは鶏むね肉、かいは魚を選択。

 

これはおいしかったらしくふたりとも喜んで食べておりました。

 

これに食後のデザートがひとりふたつついてたので、まぁ、まずまず(それでも高い)。

 

子供達は大満足でしたがね。

 

一方の大人といえば、

 

 

私が頼んだpavée biche、私何を思ったかbicheを子牛だと思い込んでいて注文したんだけど、実は雌鹿だったというね…(子牛はveauだよなぁ、そう言われれば)。

 

肉は、若干レバーっぽい…まぁ特別おいしいかんじではない…下のお野菜はおいしかったけど。

 

 

ダンナと義弟くんオーダーのこちらは、牛肉だったかなぁ。

 

こちらも、まぁ、微妙だったっぽいです。

 

あと、とにかく、全然足りない(苦笑)出されたバゲットがつがつ食べたけど全然足りない(苦笑)このお値段で腹五分目までしか満たされないって悲しすぎる。我が家はとにかく質より量!(苦笑)

 

そんなわけで、子供達はホクホク、子供達はチーンってかんじのランチタイムとなりましたとさ。

 

さて、今度こそシャンボール城へ…門をくぐって敷地内に入ってから、多分3キロくらいは直線をひたすら運転したのでは?!ものすごい広さ!!

 

それもそのはず、地球の歩き方によると、シャンボール城の敷地面積はパリ市に匹敵、ヨーロッパ最大の森林公園なんだそうな。

 

そんなわけで、敷地に入ってからさらに数分運転してようやく辿り着いた駐車場…今回、ここだけ駐車料金取られましたね、6ユーロ。

 

その代わり、ここは城への入場料を払わなくても、外観の全景は見ることが可能でした。

 

 

とりあえず駐車場から城へと歩きます…ダンナと義弟くんがトイレに行ったので、私と子供達で先にてくてく歩きます。

 

 

おぉっ!こんな至近で見られるのね!(この時点でまだチケット買ってなくて、このあたりで、外観だけは買わずに見られると判明)

 

 

ほぉ~しっかり正面からの全景も見られるんじゃん!ちょいと遠いってば遠いけど。

 

というわけで…もう城巡りもイヤだとグダグダ言う子供達もいることだし、ここは外側だけさくっと見て終わる?とダンナに電話したところ、義弟くんがせっかくだからひとりで中をさくっと回ろうかなって言ってるということで、ひとりで入口に向かっていき、そうなると今度はかいが、「俺もお兄ちゃんと行きたい!」となり…あーめんどくせー男だ(苦笑)

 

そんなわけで…結局私達も入ることになり、城の裏手の入口に回ります。

 

 

こちら側から、荷物検査を経て入場後チケット購入(チケット売り場はもっと手前にもありましたが、そちらは混んでたのでこちらで…ただしめっちゃヤなかんじの販売員に当たっちゃったけど…)。

 

入場後すぐの中庭で義弟くんと再合流。

 

 

おぉ~すごいなぁ。

 

とりあえず螺旋階段を上って一番上まで。

 

 

で、外のバルコニーへ。

 

 

これより前から既に、義弟くん+かいチームと、私とダンナとはなチームに自然に分かれての散策になりました、というのもこの城は特に順路を設けてなくて、自由に回って下さいってかんじだったので、それぞれ進む方向がバラバラだったのです。

 

私達は、とりあえずバルコニーを一周。

 

 

 

これは裏手…ほんとに広大ですよね、城も十分大きいのに。

 

 

 

 

 

こちらが正面ですね。

 

この黄色い物体は…?答えはこの後すぐ(笑)

 

 

さて、ほぼ一周したところで、内部散策へ。

 

 

あちこち螺旋階段だらけ。

 

 

 

さて、さっきの黄色い物体がなんだったかと言いますと、

 

 

新宮晋さんという方の作品のようで。

 

 

なかなかおもしろい展示でした。

 

それにしても、順路がない上に広大な城なもので、自分がどこにいるのか、どの部屋を見てどの部屋を見てないのかもさっぱり分からず、そもそもそこまでしっかり見ようとも思わず、なのでざっくり見たところでおしまい。

 

ただ、私達ひとつ失敗したのが、庭に出るのを忘れてしまって(さっきの黄色い物体があったところね)、城の正面からの至近の写真を撮り損ねましたね…これだけちょっとやっちまいましたが、でもまぁ少し離れたところから十分見られたのでよしとする。

 

シュノンソーは正直そこまででもなかったけど(シャンティイ城のほうがよっぽどすごいわよ…まぁでもこの城の魅力は歴史のほうかしらね)、シャンボールはほんと来る価値あると思います、外見だけでも!

 

といったかんじで、結果的に私と子供達は6つ、ダンナと義弟くんも4つの城を見たというロワール。

 

宿もワインも楽しめて、1泊2日ではありましたが、十分楽しめた旅行だったかなと思います!

 

ここから先はダンナに運転をバトンタッチしましたが、途中渋滞があって思ったより時間がかかり…それでもサッカー開始より2時間前くらいには義弟くんを無事にホテルに送り届けてお別れ。

 

途中、車窓から、ライトアップされたエッフェル塔を初めて見ました!写真撮り損ねたけど…嬉しかったです。

 

さて、私達はその後、ダンナがユニクロに行きたいって言うもんで初めてショッピングモール4tempsに行こうとしたのですが(ここのユニクロが20時までっぽかった)、どうにもこうにも駐車場が分からず、パリの分かりにくい道をぐるぐる走り回って…結局諦めて帰ったんですけども。

 

しかしパリの外側って、内側と違ってただの大都会だねぇ…びっくりだわ。

 

結局私達が自宅に戻ったのは21時半とかだったかな、それから晩ごはんに急いでうどんを作って、食べて寝たのでした。