ユッセ城・シノン城・ヴィランドリー城<ロワール1泊2日・その2> | 馬の町から

馬の町から

ダンナのフランス赴任で、家族でシャンティイ→シャンティイ近くの村で過ごした、2018年3月26日~2020年10月26日まで、合計ぴったり2年7ヶ月のフランス生活の記録。子供は2008年生まれの娘「はな」(仮名)、2010年生まれの息子「かい」(仮名)。

さて、ロワール旅行記本編ですが。

 

我が家、元々ロワールは、この年末年始にでも行こうかと思っていました…秋にアイスランドにドカンと行くので、冬は軽めに近場で、と。

 

ところが、義弟くんが秋に来ることになり、じゃあ土日利用して、どこかワイン有名なところで近場…となった際、ロワールが浮上しまして。

 

私はワインはどうでもいいんだけど、とにかくロワールの城巡りはフランスにいる間にしておきたいと思っていたので、じゃあダンナと義弟くんがワイナリー行ってる間に私は子供達と城に行くよ、子供達もワイナリーよりはいいだろう、と。

 

ということで、10月26日(土)、まずは11時オープンのシノンのワイナリー?に行きたいということだったので、7時出発予定…結局7時半くらいになりましたが。

 

ダンナがワインを飲んでからの運転は私が引き受けるので、行きの行程(3時間半ほど)はダンナ担当。

 

しかし…実は家を出る直前になって、気持ち悪いと言い出したかい…日本から買ってきた酔い止めを急いで飲ませてから出発したものの、走り出して早々にリバースというハプニング。

 

とりあえず袋が間に合ったので大事には至らなくてよかったですけどね…そしてこの後は問題なく元気に過ごしていました。

 

さて、そんなこんなの、ロワールはシノン!

 

 

最初にダンナと義弟くんが訪れたのはここ(ワイン買った後に写真撮ってますね、もうワイン持ってるねw)。

 

ここは予約がいるところではなく、11時にオープンして、あとは中で試飲させてもらえて、ワインを買う、みたいなかんじの場所らしいです、私は一歩も足を踏み入れなかったので分かりませんが。

 

で、じゃあ1時間後、ってことになって、私と子供達は、片道15分で行けるユッセ城へ。

 

眠れる森の美女のモデルとなった城だそうです。

 

 

駐車場(無料)から望むユッセ城、確かに姫が眠ってそうな城だねぇ?!

 

30分しかないし、今思えば遠巻きに眺めるだけでもよかったんだけど…高い入場料(3人で22ユーロだったかな)払って入場。

 

 

…あんまり外からの写真と変わらんねwてか考えてみたら正面からの写真を1枚も撮ってなかった…やはり滞在30分ってのは無理があったな。

 

でもここは30分で訪れるにはある意味ちょうどよかったです。

 

 

庭もこじんまりだったし。

 

 

 

 

中はよくある、「あー金持ちだったのね、ハイハイ」ってやつ(てか、贅沢な話だけど、城はさすがに見慣れたね…)。

 

 

この部屋だけなぜかモダンなファッションだったのが謎だけど…。

 

そんなかんじの、駆け足ユッセ城!とりあえず来られたから満足!

 

で、急いでダンナ達のところに戻り、次のワイナリーは14時からの予約ってことだったので、2時間の空き時間を利用してシノンでお昼を食べることに。

 

とりあえず中心部にあるレストランにナビセットして向かいまして、

 

 

 

 

この市庁舎のすぐ横のレストランに入ろうとしたんですが、ダンナ、イマイチ気に入らなかったのか、やっぱりやめようとなり、結局向かいのカルフールでみんな適当にごはんを買って、

 

 

すぐ目の前を流れていたこのヴィエンヌ川を眺めながらのランチタイム。

 

 

幸い、晴れてて寒くもなかったので、気持ちのいいランチタイムになりました。

 

が!!ここで思わぬハプニング。

 

はな、レジ前の保温マシンで温められて販売されていた、鳥の足とポテトのお弁当みたいなのを買って食べたんだけど(フォークは別売りと言われたので手づかみ食べw)、なんかポテトが納豆みたいに粘る…と。

 

みんなで確認したところ、確かにこれは傷んでる、となり、結局私と、リスニング要員のかいがカルフールに戻る。

 

レジの店員さんに、「これもう傷んでるみたいなんですけど」と言ったら、蓋の消費期限を確認され、「普通はそんなことないけど」と言われたので、「でも…」といもを指で転がして見せたら、一瞬で粘ってるのが見えたらしく、「あぁ」ってなって、「他の持って行って、ほら、これとかは今朝作ったのだから大丈夫」と言われ、交換してもらったんですが、今度は大丈夫で、はなもきちんと食べられました、よかったよかった…けど、ほんと油断できないフランス生活(苦笑)

 

さて、そんなハプニングのあったはなと、たっぷりサラダを買った私は、食べ終わるのが遅かったので、男子3人が先にぶらぶらすることに。

 

橋を渡って、河川敷にも降りてくるとの連絡が。

 

その頃には食べ終わった私、ごみ箱近くに、「要塞(エレベーター無料)→」の標識を見つけ、「要塞あるみたいだよ、シノン城かな?」と連絡したものの、男子チームは予定通り河川敷に行くとのことだったので、私とはなの女子チームは要塞に行ってみることに。

 

結果、男子チームは大正解だったようで、

 

 

シノン城跡全景が見られたそうです。

 

シノン城、ジャンヌダルクが初めてシャルル7世と謁見した城なんだそうですね。

 

さて、要塞のほうはというと、さっきの市役所前を突っ切って奥まで行くと、

 

 

あった、エレベーター。

 

 

高台まで登ります。

 

 

これはこれでいい眺め。

 

城は有料なので入らず、入口からちょっと中をのぞいただけで、あとはショップがあったので絵ハガキを買って終了。

 

そのうち男子チームもエレベーターで上がって来て、少しの間眺めを楽しみました。

 

さて、そんなこんなでいいかんじの時間になったので、ダンナ達を予約してあったワイナリーまで送り届けまして、

 

 

こんなとこ。

 

2時間のツアーだってことで、城だらけのロワールの中で、往復時間と散策時間、訪問価値を考慮して、悩みに悩んだ結果、片道30分のヴィランドリー城を選んだ私。

 

ちなみに、かいは城巡りは全然好きじゃなくて、「ただ見て回るだけじゃん!」とぶーぶー言い続けてましたけど、次のはおもしろいから!と言い続けての訪問。

 

さて、そのヴィランドリー、ここもしっかり3人で29ユーロ(だったかな、駐車場は無料)、ロワールのお城は第一日曜日無料とかもないし、どこもしっかりお金取りますね…ま、維持費考えたらしょうがないのかな~、シャンティイ城も結構しっかり取るしねぇ。

 

 

ここは、城はまぁ別にどうでもいいんですけど、とりあえず中はざっと見て回ることにして、

 

 

 

 

 

 

あ、時間の関係もあるでしょうけど、ユッセ城よりだいぶ人が多かったです、ユッセ城より広かったですしね。

 

 

なぜかひと部屋だけ「…アルハンブラ?」ってところがあったけど…。

 

で、「登りにくいです」と注意書きされている螺旋階段で塔の一番上まで登って(実際、階段の石がすり減ってたりして、ちょっと上り下りしづらかったです)、

 

 

来た!

 

 

 

 

これですよ、ヴィランドリー城の庭園!!

 

さすがに子供達もこれには大喜びで、楽しんで見ていました。

 

ただ、なにしろ、時間がないもので…!!

 

さくっと見たら降りて、あとは庭に実際に行ってみようと。

 

 

 

城、存在感ないなーw

 

庭はとっても広くてとても全部は回れないので、とりあえず子供達ご所望の迷路!に辿り着くのも、だいぶ迷ってようやく。

 

 

見づらいけど、この生垣?の迷路。

 

でも、子供達、「簡単だった…」って出てきました、そりゃそうだ、しょうがないよ。

 

そんなこんなで、1時間オーバーの滞在。

 

実は途中…ずいぶん早い段階でダンナから連絡が来て、もう終わっちゃったからオーナーさんがシノンまで送ってくれるって言ってる、と。

 

なので、時間気にしないで来ていいよって言われたんだけど、いずれにしろ宿のオーナーさんには16時半くらいに行きますって連絡しちゃったので(少し前に何時に着くかとSMSもらっていたので返信したところだった)、そんなに遅くはなれず…でも少し予定よりオーバーしてシノンに戻りました。

 

ダンナ達は待ってる間、また別のワイナリー行ってみたり、あとは夜のラクレットのための買い物してくれたりしていました。

 

そんなわけで、その後は宿にチェックイン。

 

チェックイン後は、私がラクレット準備している間、ダンナと義弟くんは再びワイナリーに行ったり、買い物追加でしたりしていまして、子供達はくつろぎのソファから動こうとせずでしたwあとは昨日の日記に続きます。

 

ちなみにワイナリー巡りはこの日だけでしたが、5軒?行って、20杯以上試飲したみたいですよwでもあんまり「これ!」ってのには出会えなかったらしいです。

 

そんなこんなで、明日は2日目、宿チェックアウト後からの日記です。