滞在許可証の申請に行く | 馬の町から

馬の町から

ダンナのフランス赴任で、家族でシャンティイ→シャンティイ近くの村で過ごした、2018年3月26日~2020年10月26日まで、合計ぴったり2年7ヶ月のフランス生活の記録。子供は2008年生まれの娘「はな」(仮名)、2010年生まれの息子「かい」(仮名)。

昨日の朝起きたら蓄膿感はだいぶ解消されていました!

 

やはり処方薬は偉大です…(こういう使い方しちゃいけないのはもちろん承知していますが…苦笑)

 

今日はヨガに行ってから学校の授業の手伝いに行くというハードワークの1日になりますが、これならなんとか乗り切れそうです。

 

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さて!

 

水曜日、ついに滞在許可証申請に行ってきました!

 

「フランス引っ越し・手続関連」のテーマの過去ログをお読みいただければと思いますが…私達はパスポート・タラン・ビザという3ヶ月しか有効じゃないビザで入国していて、そのビザが切れる前にこの滞在許可証を申請しなければいけなかったわけなんですが。

 

日本出国時のビザと、この入国後の手続き関連を請け負ってくれている会社の担当者さんから、当初県庁の予約が取れたのが6月7日だと言われて、めっちゃギリギリ…と思っていたんですけど、その後担当者が代わり、すぐ隣町(はなのコンセルヴァトワールを検討している街)にある県庁の支庁らしきところで、5月30日13時半~で4人分予約が取れたとのことだったので、当初予約の県庁(車で40分くらいかな)よりだいぶ近いし、日にちも水曜午後なら学校休ませなくてもすむからちょうどいい!ってことで、この日でお願いしました。

 

てわけで、結構この日までも待ちましたが…ようやくやってきました5月30日。

 

ダンナは出勤せずに午前は家で仕事。

 

とりあえず支庁の場所をはっきりさせておかなくては…と、学校終了12時に子供達を車でピックアップし、そのまま支庁の場所確認へ。

 

確認できてからは近くのスーパーでお昼を買って車内で食べてしばし休憩。

 

途中ダンナが様子を見に行くと、何人か並んでる…とのことだったので、我が家も10分前くらいには並び始めました。

 

並んでるのはほとんどが中東系の方達だったかと思われますが。

 

お昼休み後の再オープン13時半には結構な行列になっておりまして。

 

でもドアが開くと同時に皆さんちゃんと列を守って進んでいきましてね。

 

並んでたら、カウンターの向こう側で、「予約を取っている方はこちらへどうぞ~」ってかんじのことを言っていたので、予約表4枚持ってそちらに行くと、ちょっとそこに座って待っててと言われ、あとはすぐに呼ばれて窓口へ移動…ダンナの予約からだったので最初ダンナだけ行きましたが、私達も一緒についていくと、結局私とダンナ同時進行でやってくれました。

 

とりあえず、英語がほとんど通じなかったので、なにかと苦労もしましたけども…でも、そのお世話になっている請負会社?の担当者さんから書類は一式全部揃って順番通りになっているものを送られてきていたし、不安があるとすれば写真の背景が青か、白背景だけど家で撮ったから影で暗くなっちゃってる写真しか用意してないってくらいなもので(3月8日の記事「まさかの…4日でビザ受領!!」参照)(むしろまだそれを使い倒そうとする私達wwイヤ、ダメならおそらく館内にスピード写真の機械があるだろうくらいのもはや開き直りww実際あったしww)。

 

予約は、おそらくフランス語できちんと取ってくれているんだろうし、私達は書類を提出さえすれば、向こうも私達が何しに来たかは分かってるんだろうと思ってたら、当初全然でびっくり!!

 

「Vous avez une carte de séjour?(滞在許可証持ってる?)」って聞かれ、イヤイヤそれを申請しに来たんですけど!と思いながらNonしか言えない残念な自分(今冷静になった状態なら言えるけど…苦笑)

 

でもそのうち、窓口向こうの担当者男女ふたり、どうやら分かったようで、いろいろ書類をチェックし始め…時々「ディプロムはどれ?」とか、「これは出生証明にはならない」とか言われ(もちろん日本の戸籍謄本とフランス語法定翻訳のコピーは持って行ってたんですが)、冷や汗をかきつつも、結局どれも解決し、無事に全部受け取ってもらえまして。

 

写真は、青い背景は基本はダメ…と言いつつも、影のある写真と見比べながら、じゃあ2枚ずつくらいもらっておこうか…みたいなかんじで、なんだよめっちゃ優しいじゃん!

 

あとはふたりとも、ビザ申請時と同様、両手全部の指紋を機械で取られて(私2回やり直しで3回目でようやくOKでしたが)、なんとか終了。

 

…なんですが。

 

未成年は滞在許可証は取る必要はないそうで、子供達は、DCEMという、未成年向け出入国カードを取得することにしていて、その予約も、請負会社の担当さん、取っておいてくれたんですけど…窓口向こうの女性曰く、それは保護者の滞在許可証が出てからの申請になるので今日は何もできない、とのこと。

 

まぁ、子供達のは、なければないでいいらしいから、それならそれでいいけども、でもじゃあ予約が取れたのはなんだったわけ?ってかんじですよね。

 

てわけで、ここでダンナ、その請負会社の担当さんに電話をして、窓口の女性と直接電話でフランス語で話してもらったんですが、なんか手続きが変わったとかなんとかで(実際フランスのこういう手続き関連ってほんっとにコロッコロ変わるらしい)、どうしても今日はできない、でも滞在許可証を受け取った後ならアポなしでも来てくれればできます、とのことだった模様。

 

ま、それならそれで、じゃあとりあえず滞在許可証到着を待ちますか、と。

 

で、本日は、私とダンナ、ふたりぶんの、「レセピセ」と呼ばれる、仮許可証をいただいてきました…普通の紙なんですけどね(笑)

 

まぁでもとりあえず3ヶ月有効のビザから抜け出して一歩前進したってことで、よかったよかった。

 

あとは滞在許可証が一体いつ届くのやらってところですが…てか、私、今回に関しては下調べ全然してなくて、あれ?私なんで今回こんなに調べてないんだっけ?って思いながら当日午前になってようやくネットサーフィンして経験者ブログを読ませてもらったりしてたんですけど…なんですか?もしかして移民局から呼び出しがあったり、レントゲン撮ったりフランス語のテストがあったりするんですか?

 

基本的にその請負会社さんに丸投げなので(とてもありがたいんですよ!)、なんかこの先の流れが全然見えてないんですけど…。

 

ま、でも、多分なんとかなるでしょう(もはやこう思ってないとやってられない)。

 

1時間かかりましたが、とりあえず無事に受け取ってもらえてひと安心!

 

最後には、「滞在許可証を受け取ったら、運転免許の書き換えをしたいんだけど、ここに来ればいい?予約がいる?なにを準備すればいい?」と、スーパーブロークンなフランス語で聞きましたが(おそらく周りのアラブ人達は失笑していたことであろう…)、なんとか通じて、必要書類(しかも書き間違えた時のための予備も!)と、他に自分達で用意しなければいけない書類のリストを、説明しながら渡してくれました。

 

フランスでは役所や郵便局は本当に冷たくて仕事もまともにしてくれなくて…とはどこのサイトでも見かけますが、今のところ、銀行でも郵便局でもそして初めての役所でも、イヤな思いをほぼしていない!これはラッキーなのでしょうか???

 

大半のフランスブロガーさん達がパリのことを書いてるからか?とも思うけど、イヤ私結構パリじゃない方のほうを多く読んでる気がするんだよね~…。

 

…ま、無事に届くまでは、安心できないですが…(笑)