チク、タク②坂本昌行お誕生日スト(妄想二次) | あいのゆめは今日から突然のサレ妻備忘録❣

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2024/4/11サレ妻発覚→慰謝料請求やってく〜ピアノとタロット、たまにお狐様とか言うアスペドSおばちゃん。相手次第でドM(クソどうでもいい情報)
2020~KAT-TUN
2014〜恋人は公安刑事/東雲歩。
2016~2020;V6

……続き……

妄想二次小説滝汗
苦手な人はスルーしてね❤












--約1か月前--





仕事で失敗して、
落ち込んでいた私を支えてくれたのは、
彼だった。
グループでLINEしたり、飲みに行ったり、
ちょこちょこ二人で仕事の話をしたりすることはあっても、二人っきりでプライベートで会うことは無かった私たち。
その日、仕事終わりに、彼に誘われ、
初めて二人だけで食事に行くことに、、

フランクな雰囲気のBALで
ひとときの食事を楽しんだあと、
そのままその店で飲むことにした私たち。



坂本「今日、泣いてたんだって??」

私「し、知ってたんですか?」
こっそり泣いてたつもりだったんだけどなぁ……

坂本「うん、みんな、心配してたから。ほら、○○って自分一人で抱えこんじゃうだろ、だから時にはさ、こうやって、吐き出しても良いんじゃない?」

私(うわぁ……みんなに知られてたなんて……)
「泣いてたの、見られてたなんて、恥ずかしい……」

坂本「うん、でも、素直に泣けるってなかなかできないから、、それは○○の良いところなんじゃない?」

私「そう、かな……」
恥ずかしくなって、俯く私。

坂本「俺の前では……泣いても良いから」

驚いて顔をあげると、
お酒のせいでいつもよりほんのり紅くなった彼の顔があった。。

私「あ、ありがとう……」
小さく呟いて、また俯く。
紅くなった私の手がある。

私「酔っちゃったかな……」
パタパタと手で顔を扇ぐ。
彼は私を見つめ、残りのビールを飲み干すと、
照れたように笑い、

坂本「そろそろ、出ようか、遅くなっちゃうから……送るよ」
と言って立ち上がる。
私は慌ててその背中を追いかけた。






--外--大通り--

酔った身体に、6月の風が心地良い。
都会の喧騒を遠くに聴きながら、
二人だけで夜の街を歩く。
いつもより近くに、彼の身体がある。
触れそうで、触れない距離。

時が止まってしまえば良いのに。。

私はいつから、
彼のことが好きだったのかと思う。

一人で全部抱えこんでしまう私を、
そのまま受け入れ、
客観的に見ることを教えてくれたのは彼だった。

いつか、この気持ちを、
伝えられたら良いのにな……

チク、タク、チク、タク……

しかし無情にも時は過ぎ、

やがて私のマンションの前に着いた。

……続く……