特捜×公安 コラボストーリー!2次創作☆八千草瑛希×東雲歩~素直になれなくて~ | あいのゆめは今日から普通の子育て日記

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2024/4/11サレ妻発覚し慰謝料請求〜締結しました!ピアノとタロット、たまにお狐様とか言うアスペドSおばちゃん。相手次第でドM(クソどうでもいい情報)
2020~KAT-TUN
2014〜恋人は公安刑事/東雲歩。
2016~2020;V6

【始めに】
これは2次創作、
ボル友さん(るぅちゃん)との共作です。
しかも三角関係です。
2次創作がダメな方、三角関係がダメな方はお戻り下さい。

なお、キャラが~、設定が~、こんなセリフ言わない~等の異論は一切受け付けておりません。
それではどうぞ♥

♥特捜×公安コラボストーリー♥
八千草瑛希×東雲歩
~素直になれなくて~

【登場人物】
東雲歩(27歳):公安刑事
あいさ(24歳):歩の補佐官
八千草瑛希(22歳):あいさの元同僚
補佐官A

黒澤透:公安刑事
後藤誠二:公安刑事

警視庁特命二課メンバー
天王寺、花井、京橋、浅野、桐沢

モンキーステーションマスター
阿賀佐


--公安学校--
ある日の昼下がり、
モニタールームで東雲歩は、自身の補佐官である、あいさに仕事を手伝わせている。
歩「だから!それは前にも言ったよね⁉それだとアクセス元がバレるから!」
あいさ「!スミマセン、すぐやり直します……」
歩「何?マシなバカからただのバカに逆走中なの?」
--Trrrrr--Trrrrr--
内線に出る歩、
歩「ハイ東雲」
後藤「歩か?あいささんに、お客さんだ、モニタールームに案内したから」
歩「ハイ?」
後藤「警視庁特命二課の八千草巡査だ。よろしく」
歩「はぁ……」

コンコン!ガチャ

ドアが開いて、
八千草瑛希入ってくる。
瑛希「失礼します!あいさちゃんいますか?」
歩(えっ⁉高校生⁉)
あいさ「!瑛っ……八千草君!どうしたの⁉いつこっちに⁉⁉」
瑛希、歩に軽く挨拶すると、あいさを連れてモニタールームを出て行く。
そのまま、PC操作している歩。

歩「何あれ(イラッ)俺の事が好きとか言っときながら、あの瑛希って刑事にニヤニヤして(イラッ)ま、別に俺には関係ないけど…」
歩「あいさって、ああいうのが好みなんだ、、年下かよ」
(ま、俺には関係ないけどね)
カタカタPC操作……警視庁特命二課を調べている歩。八千草瑛希の紹介ページに夢中になっている。
背後に黒澤透がやって来て、
黒澤「あれー?歩さん、何見てるんですか~⁉」
歩「⁉ 透⁉いつの間に……
(まさか…この…俺が嫉妬?…ないない!俺に限って嫉妬なんてね…)
もう、透うるさいっ!」
黒澤「あー!歩さん、その人は確か、あいささんの……」
歩「?」
後藤誠二、モニタールームにやって来て、
後藤「なんだ、黒澤、騒がしいぞ」

後藤さんに連れ去られる黒澤
会話の途中で、気になって仕方がない歩
歩「ちょっと資料集めに…(透はどこに行った?)気になって仕事にならないとか、俺ってそんな惚れてたのか…(次は一歩進めとかないとヤバイかな…)

--資料室へ--

歩(とりあえず、透が言ってた事が気になるな……あとでそれとなく聞き出して……とりあえず名前と顔は覚えたから…後は…)
イライライライラ…

ピロピロリーン!
歩のスマホにあいさからlineが。
あいさ「歩さん、ごめんなさい、今日、別件の仕事が終わりそうにないので、先に帰っててください。帰りは遅くなります」
歩(……はあ、何それ?今日って確か、うちで、晩ご飯食べようって……)
歩「了解」のみ返信する
他の補佐官に
歩「ちょっと、この資料明日までにPDF化しといて!」
ドスン←資料の山
補佐官A「え…これですか?」
歩、補佐官Aには目もくれず
歩「はあ……」
(なんでこんなに仕事が手につかないんだろ、こんな事今まで無かったのに。遅くなるって、一体何時になるわけ?)
と、モニタールームに戻り、また二課のページをくまなく読み始める。

--仕事終了--

歩(珍しく早く終わったな…まぁこんな日に限ってあの子、仕事が終わらない訳だけど。同じ課にいても、全然プライベートで会えないし…)
歩、そんな事を考えながら退庁。

黒澤「歩さーん!待ってくださ~い!」
歩(ウザ)「何?聞こえてるけど?」
黒澤「そんな冷たい事言わずに!今日、これから飲みに行きません⁉」
歩「はぁ?なんで透と?」睨
黒澤「良いところがあるんですよ!」
歩「合コンなら当分……」
黒澤「大丈夫です!空気読めてますから!」

--暫く歩いて--
黒澤「ここです!ここ!」
歩「モンキーステーション?」

--モンキーステーション前--
黒澤「そうです!通称モンステです!知りませんでした⁉」含笑
歩「別に、興味ないし」

--店内に入る二人--
ガヤガヤとしている店内

歩「へえ、警視庁の近くにこんな店あったんだ」
天王寺(声)「あいさ!久しぶりやな!元気しとったか⁉」
歩(⁉⁉)
黒澤(ニヤニヤ)「あ‼あれは特命二課の皆さんですね~」
歩、黒澤を一睨みし、
二課のメンツからは、死角になるテーブルに歩と黒澤、着席する。
二課の様子が気になる歩。
じっと耳を傾ける。
歩(遅くなるってこれの事?前の同僚たちと飲み会なの?)
黒澤「歩さん!何頼みます?」
歩(俺になんの相談もなく?わざわざ仕事だなんて嘘ついて?前の同僚の事ってそういえば、何も聞いてないよな……)
黒澤「適当に頼んじゃいますよ⁉」
歩「は?うん、任せた」

--視点変えます、歩目線からあいさ目線に--

--モンステ店内--
ΝYから帰って来た瑛希君のための飲み会で、瑛希、天王寺、花井、京橋、浅野、桐沢、二課メン勢揃いです。
瑛希の隣にあいさ、座ってます。

瑛希「あいさちゃん、何飲む?僕取ってくるよ」
オーダーを取りに行く瑛希
瑛希が去るのを見届ける天王寺
天王寺「お前らって結局どうなってるん?付き合ってんのか?」
花井「天王寺…」
天王寺「瑛希が、NYに行くまでええ雰囲気やったやん?」
(ちなみに、歩たちはすぐ裏にいるので会話は丸聞こえです)
あいさ「それはその……」
天王寺「お前もいきなり公安に配置替えになったし、なんかあったん?」
京橋「ほぅ、それは初耳ですね」ニヤリ
あいさ「ええっと……」
浅野「……どんまい」

歩 (何、瑛希って捜査官とイイカンジとか初耳なんだけど。そんな関係だった訳?俺には一言もそんな事言わないで?)
イラッ

歩「透!ここはお前の奢りだろ?」

瑛希がお酒を両手に戻って来て
瑛希「あいさちゃん!カルーアだよね?」
(あいさちゃん、焦ってるなあ、どうかしたのかな?)
あいさ「あ、うんありがとう!良く分かったね、私の好きなの」
瑛希「もちろん、あいさちゃんの事なら僕…」

歩 (何でアイツ、あいさがカルーア好きな事知ってんの。もしかして、アイツもあいさのこと……?)

天王寺「やっぱり付き合ってんのか?」
瑛希「え?僕とあいさちゃんが?」
あいさ「いや、あの」
瑛希「僕は好きだよ!あいさちゃんの事」
あいさ「⁉⁉」

歩(ガタッ!!立ち上がる歩、
歩「透……今日は帰る」

--歩目線--
歩(⁉す、好き⁉⁉アイツ、俺が滅多に口に出来ないことをそんなあっさり)
黒澤「わーあいささん、告白されてますね。あの人って帰国子女ですもんね~ストレートだなあ」ニヤニヤ
黒澤、立ち上がった歩を見上げて焦る
黒澤「あ、歩さん⁉帰るんですか⁉
今出たら目立っちゃいますよ!
とりあえず、ピーチネクター割りです!どうぞ! 」
歩(透の言う通りかな…今出たら目立つ?でも、このまま見届けてるってのは……)
グビグビと飲む。
黒澤「あー!歩さん!それ!原液ですよ⁉⁉」

--あいさ視点--
とりあえず、トイレに逃げてきたあいさ。

あいさ(瑛希君ったらいきなり、す、好きとか!!びっくりしちゃったな…でも、ちょっと嬉しいかも……あんまり歩さんは言ってくれないし……て言うかそもそも、私と歩さんって付き合ってるのかな?軽くキスとか、家に泊まったりとか、でも、そういう関係が有るわけではなくて……あぁ分かんない……怖くて聞けないし……瑛希君って帰国子女だから、好きとかも、社交辞令なのかな?なんかその辺が、何考えてるのか分からないっていうか……
でも、そういえば、シンガポールで、いきなり、キ、キスとかされたんだっけ?あれってなんだったんだろう……)


天王寺「あれ、俺まずい事言ってもうたんか?悪いなぁ瑛希……」
瑛希「告白出来なかったのは僕ですからいいですよ。あいさちゃんをNYに連れていく勇気が無かったんです」
天王寺「そうなんか?じゃあ、やっぱり好きなん?今でも」
瑛希「ちょっと、課は離れちゃったけど、今からでも遅くないかな、なんて」
天王寺「元相棒やもんな」
瑛希「ボス!あいさちゃんって二課には戻って来ないんですか?」
桐沢「あー、あいさは公安学校の方も行ってるし難しいんじゃねーか?
とりあえず1年は抜けられない。
その後は難波さんと交渉だな」
天王寺「講師の補佐官ならしゃーないな。瑛希、この1年で落とさなあかんで。誰に取られるか分からんからな」
瑛希「そっかあ……」
瑛希、トイレに立ったあいさが気になり、視線をさ迷わせている。

--トイレ前--
あいさ(でも、今は私、歩さんの事が……)
瑛希「あいさちゃん?」
あいさ「⁉瑛希君!」(照れる)
瑛希「大丈夫?」
あいさ「う、うん…瑛希君、あの、さっきのって…」
瑛希「うん?」
あいさ「その、す……」
瑛希「好きだよ……って、言えなかったの、ずっと後悔してたんだ。あいさちゃんは、僕が22年間生きてきて、初めて失いたくないって思った存在だったのに、あの時は言えなくてゴメン。ほんとは一緒にNYに来て欲しかったんだ。
今からでも、間に合うかな?」
あいさ 「!…瑛希君…ありがとう…私も瑛希君が好き。ううん、好きだったよ。ごめんね、今は瑛希君の気持ちに答えられないの」
瑛希「……何で?あの時、あいさちゃんも僕と離れたくないって言ってくれたよね?」
あいさ「それは……あの時は離れたくなかったよ」
あいさ「でもね、私には今……」
瑛希「いるの?他に好きな人?」

黒澤、酔った歩を連れてトイレに向かう。

瑛希 「それは公安の人?もしかして、今日楽しそうに話してた、モニタールームに居た……」
あいさ「……瑛希君、ごめん」


黒澤「歩さん!酔っぱらわないでください!もう!原液で飲むから!」
歩「うん…」
黒澤「とりあえずトイレですよ!」
黒澤 「歩さん!今日はどうしたんですか?そんなに飲んだら歩さんの公安としての職が危ないですよ!」
歩「!透、うるさいっ。もう放っといて。今日は飲むって決めたんだから、帰りたきゃ帰れよ」
黒澤「もう!そんな事言って!」

あいさと瑛希、黒澤と歩に気がつく。

あいさ「あ、歩さん…(駆け寄る)どうしたんですか?こんなに酔って…黒澤さん、歩さん何かあったんですか?」
瑛希「あ、あの人…待って!あいさちゃん!」
あいさ「瑛希君ごめん!また詳しく話すから!歩さん、帰りましょ?まだ今なら明日の2限目には差し支えない時間です。
黒澤さん、タクシー拾ってもらえますか?阿賀佐さん、お水もらえますか?」

あいさ、歩を支えて歩き出す。

歩「何、キミ?何勝手に告白とかされてるの?キミ、俺のじゃないの?」
あいさ「!歩さん、聞いてたんですね……」
あいさ「とにかく、タクシーに乗りましょう!」
黒澤「あいささん、お願いしますよ~」
--タクシーに乗り込む、歩とあいさ--
瑛希、追いかけてきて、
瑛希 「あいさちゃん…ごめん。僕、今まで放っといて、今更こんな事言えた立場じゃないよね。その人と幸せになってよ……ね?」
苦笑を浮かべる瑛希
あいさ「ゴメン、瑛希君……」

--タクシーの中--
あいさの肩にもたれている歩、サラサラの髪の毛があいさの頬に当たっている。触れあった箇所から、歩の体温が伝わってくる。力なく置かれた歩の指を見つめるあいさ
あいさ「歩さん……どこまで聞いてたんですか?」
あいさ「もう、こんなに酔って……お酒強く無いのに……」
歩「あの関西弁の捜査官が話してる所。聞きたくて聞いてた訳じゃないけど、あんな大声、嫌でも聞こえる」

あいさ「……もしかして、怒ってるんですか?」
歩 「怒る?何言ってんの?俺がそんなこと言えた立場じゃないでしょ」
(第一、告白もしてないし、付き合ってる訳でも無いし……でも、俺は、あいさが……)

ーーー歩のマンションーーー
歩の部屋の前まで歩いて来た歩とあいさ。

あいさ「じゃあ、歩さんは、私があの人と付き合っても構わないんですか?」
歩「さっきの、瑛希君?キミを待ってるんでしょ?帰りなよ」
あいさの身体を押す。
あいさ「あ、歩さん!(焦)わ、私はっ
帰りません!」
歩「は?キミ、自分で何言ってるか分かってる?」
あいさ「分かってます!私は歩さんと、ずっと一緒に!」

歩「!……あいさ」
歩、あいさの顔を自分に向かせる
頬を両手で包み込んだまま
歩「キミ……帰らないって事は…分かってる?」
あいさ「……はい。分かってます。私は…」
歩「待って!その先は俺に言わせて?」
歩 「あいさ、俺、あいさの事が好き…(チュッ)誰にも渡したくない」
軽めのキスから、だんだん深く口づけて、
あいさ「…はぁ…歩さん…私も歩さんが好きです」
歩「うん、知ってる」(照れて)
見つめ会う
あいさ「今日はこのまま……」
(ぐぅ…)
歩「ぷっ!あはは!こんな時にお腹鳴らすなんて、やっぱりキミ、天才だね」
あいさ「!!」
(は、恥ずかしすぎる)
歩「やっぱり今日はお預け。明日も早いし。泊まって行くよね?俺、先にシャワー使うから」
あいさ「ハイ、泊まります……夜も遅いですし」
照れて俯く、あいさ
--歩の部屋の中--
あいさ、ソファに腰掛け、
あいさ(はあ、なんかいつもの感じ……やっぱり私と歩さんにはこんな感じが合ってるよね……それにしても、歩さん……私の事好きだって言ってくれた!それにさっきのキスとか……あんなの…思い出すだけで……頬が熱くなるっていうか……)
あいさ(ハッ!私ったら何言ってるんだろ……確かに泊まるのは初めてじゃないけど、なんか今日は特別、緊張するな……)
ストレートで素直な愛情表現をしてくる瑛希より、今は、素直じゃない歩に愛しさを感じるあいさだった。

--歩目線--
シャワー中
歩(はーーーっ、正直あいさのお腹が鳴ってくれて助かった。初めてじゃないけど…その位緊張してる…何でだろう…本気で好きになったのはあいさだけだけど…でも今日は瑛希ってやつに感謝しないと……俺の気持ちをやっと、伝える事ができたから)
--終わり--

【あとがき】
東雲歩とあいさの関係は、付き合ってるのかいないのか、微妙な所から始めてます。
家に泊まる事もあるけど、軽めのキス止まりです。
八千草瑛希とあいさの関係は、本編ノマエン止まりです。

帰国子女でストレートな愛情表現をする瑛希と、意地悪で全然素直じゃない東雲歩との対比、瑛希に触発されて、告白までしてしまう歩の心理描写ができたかな、、、色々自信はありませんが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
るうちゃんにも深く感謝します。

初めての2次創作なので、どうぞお手柔らかに、、
一応、シナリオ形式で書いています。
視点が混在して読みにくくてスミマセン。