これ、絵みたいじゃないですか?
糸島の一貴山(いきさん)駅
とっても小さな無人駅なんですけど、桜と電車の写真を撮る人たちがたくさん待機していました。
福岡市内⇄唐津方面間を走るJR筑肥線
一貴山駅から筑前深江駅の間
車窓のどちらから見ても、どこまでも広がる緑の風景が大好きです。
3月最終日のびわっちさんぽは
糸島へわたしを導いてくれた場所へお参りに行きました。
神石は『鎮懐石』とも呼ばれています。
この石は筑紫にありましたが、雷が落ちて、三つに割れてしまいました。
その結果、一つは京都の月読神社に、一つは福岡県糸島市の鎮懐石八幡神社に、あと一つが壱岐の月読神社に祭られました。
陥没は、地下鉄の延伸工事が原因らしく、引っ越ししようと思って契約したマンションの前でもこの延伸工事が行われていて、すでに数年前に陥没が起きていたことがわかりました。
なんか嫌だなあという気持ちが湧いたのと同時に、「うちを借りてくれたらいいのに」と言っていた人の顔が浮かびました。
言われたときには、すでにマンションを借りる契約が済んでいたし、場所的にも『それはないな』と思っていました。
が、その人が「見るだけでも来てみたらいいのに〜」と何度か言っていたのを思い出し連絡してみることにしました。
そして…壱岐から博多へ到着した足で見に行くことに。
そこでこんな話しをして、神石(月延石、鎮懐石)のある場所へ移り住むことを決心したのでした。
先に契約していたマンションの違約金が気になりましたが(契約からすでに1ヶ月以上経過していた)
問い合わせてみると、まだ建設途中ということ、陥没で不安になるのは当然だということで、違約金は発生せず、全額返ってきました。
日々の情報発信はInstagram(インスタグラム)とFacebook(フェイスブック)で投稿されています。鎮懐石八幡宮と兼務社(一貴山、箱島神社)の写真が掲載されています。
〈鎮懐石八幡宮『由緒』〉
鎭懐石八幡宮御實紀などによると、神功皇后(息長足日女命)は応神天皇を懐妊しながらこの地を通って、朝鮮半島へ船を出された時に、卵形の美しい二個の石を求めて肌身に抱き、鎭懐として出産の延期を祈られたのであった。
願は叶って帰国後宇美の里で、応神帝をご安産された。
そこで、神功皇后が経尺の璧石を、子負ケ原の丘上にお手ずから拝納されてより、世人は鎖懐石と称してその奇魂を崇拝するようになった。
昔は、深江字津ノ上の石垣で築かれた高台に、ご社殿があり、数百年の年輪を刻んだ大きな松の木々が鬱蒼と生い茂っていたが、場所が狭かったために、昭和十一年(一九三六)南側山手の、字萩ノ原の広い土地にご遷座し、幣殿、拝殿などを新築した。
拝殿の床板は、八十五センチを越える幅の広い松坂が使われており、当時この周辺に大きな松の木々が多かったことを物語っている。
大きな松の木も、昭和二十五年頃から、松食虫の被害が広がり、伐採されたため、昔の面影は薄れて寂しくなった。
<福岡県糸島市について>
『糸島』は離島ではありません。
福岡都心まで都市高速またはJR利用で40分程度の場所にあります。
魏志倭人伝に記されている「伊都国」と言われ、遺跡・古墳なども多く、日本最大の銅鏡(国宝)が発掘されたりしています。
「ハワイみたい」「癒される」「パワースポット」「旅行したい」「移住したい」…そんな声が聞かれる人気のスポットで
イギリスのグローバル情報誌「MONOCLE(モノクル)」が実施した『輝く小さな街(Brightlights, small city)』の2021年ランキングでは「世界3位」に選ばれました。
「豊かな自然が残り、サーフィンやハイキングスポットがあり、
また海の幸や農産物が豊富でありながら、都市への交通アクセスが良く質の高い生活を満喫できる」
「コミュニティ意識が強く、市外から入って来た人に寛容で馴染みやすい」
「クリエティブな人々が集まり面白いビジネスが生まれている」
と同誌で紹介されています。
Bright lights, small city2021ランキングが掲載さているHP
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