昨日8月17日(金)は、地域包括支援センターの職員さん向けの研修講師をしてきました。
テーマは、「リスクがいっぱい高齢者にまつわるトラブル」として、主に「成年後見とリスクマネジメント」のお話をしました。
質疑応答で、福祉分野のプロの方達の考え方や疑問を伺うことができ、気持ちを一新できました。
弁護士としての視野を広げ、後見業務や高齢者の法的問題に活かすためにも、やはり福祉資格の勉強もしたいと強く感じた一日でした。
そんな折、今朝の中日新聞の折り込みで、「介護職員初任者研修」のチラシを発見。
日程を調整すべく、受講を真剣に検討中です(*^_^*)
ところで、士業にとってのセミナーや講演講師の大切さを謳いながら、私自身は、日常業務に忙殺されて後手後手になっています。
開催日程の都合は付いても、話す内容は頭の中にあっても、資料作成が大変ですから……(>_<)
パワーポイントのスライドを作ったり、使えそうな書籍や新聞記事をスキャンして組み込んだり、ちょっとした資料作成にも膨大な時間がかかります。
そこで、今回は、資料作成の効率化と題して、【エルモ社 モバイル書画カメラ】のご紹介。
フリスクと比較してもコンパクトで、持ち運びにも便利。
使うときは、こんな感じでキリンのようにカメラ部を伸ばします。
ちなみに、映写しているのは、今朝の「介護職員初任者研修」の折り込みチラシです(^_^;)
効率化の考え方の一つは、「その作業を無くせないか?」という視点。
資料作成で言えば、そもそも「資料作成せずに済ませられないか?」ということです。
全ての資料をパワーポイントのスライドに組み込んだり、紙資料を作成するのではなく、必要に応じて映写する。
書画カメラがあれば、書籍や新聞記事等の実物を映写できますから、資料作成の手間が大幅に減ります。
書画カメラは、半分デジタル、半分アナログな機械です。
デジタルの代表格パワーポイントは、確かに見た目もキレイで便利なのですが、デジタル資料はあまり頭に残らないという弱点があります。
といって、アナログの紙資料を配ると、みんな下を向いて机ばかり見てしまう。
デジアナ機器の書画カメラを使えば、実物映写ができるので、アナログの味わいを出しつつ、みんなに前を向いてもらえます。
手元をそのまま映写できるというのは、使い方次第で色々な可能性が開けますね。
先生業をやる方は、一台持っていて損は無い機械だと思います(^^)/