来週18日にと迫ったカラーコーディネーター検定。
色彩の勉強をしていても、心との関係の重要性を感じます。
ところで、われわれ士業のメインスキルは、法や経済などの社会科学系のそれなので、心に関するスキルは低いです。
そもそも、皆生まれながらに自分の心を持っているせいか、他者の心までも我流で処理してしまいがちです。
しかし、自分と他者の心のあり方は異なるので、我流では押し付けになってしまうことが多いです。
こと、依頼者の困り事を扱うことが多い士業にとって、心に関するスキルの向上は不可欠でしょう。
依頼者にとって必要な支援を行うためには、彼らの感情や気持ちを整理し、適切なニーズをくみ取らなければなりません。
一方、不安でいっぱいの依頼者に対しては、そのリスクを煽れば簡単に受任をすることもできます。
しかし、そのようなブラックなやり方は職業倫理に反します。
また、ニーズのミスマッチが起こり依頼者とのトラブルを抱え、ゆくゆくは自らの首を絞めることにもなりかねません。
無自覚に、リスクを煽って受任率を上げる手法を使っていないでしょうか?
そんなことにならないためにも、心理系資格で心のスキルを身に付けることが有効です。
さて、そうはいっても、臨床心理士や精神保健福祉士などは、受験資格を得るために長期間の通学が必要なので、士業がダブルライセンスとして取得するのは大変です。
そこで、士業にとってのオススメは、産業カウンセラーや心理相談員です。
今回は、中央労働災害防止協会の心理相談員のご紹介。
私も、次年度から中部心理相談員会の役員を仰せつかりましたので、少し心理相談員のお知らせもしたいと思います(^_^;)
たとえば、6月18日にも、このような研修会が開催されます。
私は、午前にカラーコーディネーターを受検して、午後から参加する予定です。
勉強になりそうな研修でしょう?
私は、労働安全衛生法関連の資格である第一種衛生管理者、衛生工学衛生管理者を取得する過程で、この心理相談員資格を知りました。
心理相談員養成研修を受けたことで、随分と視野を広げることができたと思います。
公式サイトはこちら→中央労働災害防止協会
心のスキルに開眼したことで、士業としての仕事も気楽かつスムーズにできるようになってきました(これが一番大きいですね(苦笑))。
心理相談員は、研修期間も短期なので、士業にとっても取っつきやすい資格です。
興味のある方は、検討してみてください(*^_^*)