こんにちは
AIS登録カウンセラーのBond大木です
今回は前回
から始めた
<ケース21>
振り返りを促す
の2回目
前回は次の問いかけをして終了しました
先輩Bさんのようになりたいけど
どうして良いかわからないAさんに
みなさんがリーダーだったら
どんなことをしていきますか?
みなさんはどんなことを
思いついたでしょうか?
そこで今日はBond大木が思いついた策の一つ
(1)感情とともに振り返る
をお届けします
いきなり感情とともに
といわれてもイメージが難しいと思いますが
よくあるケースとしてリーダーは
①先輩Bさんになりたいんだったら
ここと ここを勉強すれば
Bさんみたいになれるよ
とか
②もっと勉強が必要だな
とか
③Bさんのやっていることで
いいなと思ったことをを盗めばいいんだよ
などと
いきなりアドバイスしがちです
でもこのようなアドバイスは
Aさんにとって
それがわからないんです...
となってしまうことが多いのではないかと
思います
Bond大木も
かつてはそんなことをしていました(反省)
でも今はこんなやりとりをすれば
良いのだと考えています
まずAさんに次のように問いかけます
Bさんのようになりたい
と思ったのはどんな時?
するとAさんはその時のことを話しだします
その話が終わったら
さらに次のように問いかけます
ほかにはないかな?
するとAさんの脳のCPUがフル稼働して
Bさんの他のエピソードを思い出して話します
そこで一工夫
Aさんの頭の中が
Bさんだらけモードになっている時に
そんなBさんの姿を見てそのとき
どう感じたの?
と問いかけます
(ここが感情とともに振り返ることの
おさえどころです)
するとAさんは
すごいなぁと思いました
と語ります
そこで次のような問いかけをして
さらに話してもらいます
Bさんのすごいところはどんなところ?
とか
Bさんが持っていて
Aさんの持っていないものはなんだろう?
とか問いかけていくうちに...
Aさんは
そうか!Bさんは自分とここが違うんだ
などと考えて
何にフォーカスすればいいのか
ハッキリしてくるうえに
ますます
Bさんのようになりたいという思いが
強くなってきます
そこでリーダーは次のような問いかけをします
ではどんなことをすれば
Bさんのようになれると思う?
とか
そのために何から始めたい?
とか
問いかけると
Aさんは自律的に考えて
やってみたいことに
どんどん挑戦していくかもしれません
いかがでしたか?
単にことがらだけを振り返るより
時間がかかっても
その時の状況を
感情つきで思い出してもらう方が
より具体的なイメージが湧くと思うのです
次回(12/21予定)は
年初目標が達成できなかった理由がわからない
Cさんのケースについて取りあげて
(2)動機づけを促す振り返り
について考えていきます
みなさんが ああなりたいと思う人は
どんな人ですか?
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