笑うマトリョーシカ 早見和真 | アイルは今日もやらかしてます!

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飲んで食べて・・・登って、飲んで・・・
好奇心のおもむくまま、今日も走ります!

いつものように
図書館で予約した本が手元に来たときは

(なんだっけ?この本)
的な私

この本も二年以上待ったからね



笑うマトリョーシカ 早見和真


 

 



 

 



 

 


読み始めた時には

某政治家の愛人の息子と

父親が汚職事件で逮捕され

人目を避けるため東京から愛媛なんて所の学校に来た息子



そこから政治家のトップに成り上がる話なのかと思いきや……





なぜだか

最初からページをめくる手を止められない!

(まあ、すき間時間で読んでたからちょこちょこ止めてたけど……)


内容が特別動きがあるわけではないのよ

それなのに

とにかく気もそぞろに読み続け



最後の50ページくらいで

私はもうね……


なんというか

魔女の作る鍋に放り込まれたような??


え?ええ?ええーーーー?

の嵐でグルングルン精神をかき混ぜられましたわ



切れ切れに読んだのに

他のことをやっている間も

ずーっと本の内容をモヤモヤ?ぐるぐる?

漂ってしまいました、







内容は読んで確かめてほしいので

書かないよ



でもね

本当の自分ってなんだと思う?


例えば親の育て方や

友人たちから受けた影響で変化した自分は……


自分ではないのかな?

それはニセモノの自分?


今の自分は

親や姉弟、友人と関係を持ったからこその自分だと思ってる

それを、その人たちにコントロールされたとは思わないけど

でも、その人と会ってなければ自分は違う性格だったかも?と思うこともありませんか?


ホンモノの自分って

誰がどう決めるのかな?




読んでいる時……

というより

むしろ読むのを中断してる時に……


自分の人生を振り返ってしまい

色々考えてしまってました



改めて

今まで生きてきた自分は何者だったんだろう?

なんて考えてしまいました



おすすめです



*と、この本の紹介した直後

嵐の櫻井くんでこのドラマが始まることを知りました