次元潜航車をイメージしてみた (ピンと来たらアニヲタ確定)
中央道・小黒川PAにて/午前3時/スマホ撮影および加工
上記記事(追記あり)は冷凍冷蔵車でのお話。
冷凍冷蔵貨物車は、
機械破損のリスクが増大します。
(余談ですが)
(韓国製冷凍冷蔵機の軽貨物車がありますが、
使ってみた感想は”まったくお勧めできる製品ではありません”。
電気配線のカプラーに水が浸入して冷凍機が機能しない(冷えない)わ、
断線して放熱ファンが動かないわ、
改造車体にヒビが入るわ、
修理工場がセールス説明ほど現実には無いわ、
ロクなモノじゃありません。
日本メーカーの優秀さが良くわかります。)
運行中に保冷機能が停止したら、
その時点でお荷物の(製品の)破損になりますのでリスクは巨大です。
たとえば、
100g3000円A5ヒレ肉を300kgお預かりして、冷凍機故障で全損したら、3000円x10x300=
900万円を弁償となります。。。
こうして冷凍冷蔵車のリスクの大きさは数字で明らかですが、
うちの冷凍運賃は常温車の15%アップです。
(赤帽さんは30%アップです)。
冷凍冷蔵車は、
車両購入代(常温車の2倍)・修理メンテ代・燃費増加分、
プラスリスク準備代(貸し倒れ引当金みたいなイメージ)を加味した運賃を試算すると、
最低でも現状の常温車運賃の139%必要です。
(山梨の現状から、うちはいまだ消費税3%時代の運賃のままで原価高を我慢していて、139%どころではなく、根本的に運賃改正する必要もあるのですが)
が、
実際は我々の危機意識は甘く、
常に自己破産と隣り合わせでいることを強くは認識できていません。
(自営業者として自戒すべき点)
リスクばかり大きくて、
稼働率と収入単価が(標準原価計算からして)相対的に低い現状の冷凍冷蔵軽貨物車の運用は、
よくよく考課するとサービス停止の可能性は大きくあります。
お客様のために残すか、
”利益にならない”に加えて”巨大なリスク”であるところを消すか、
今後も悩むところです。
いつもの夜の小黒川パーキング
中央道・小黒川PAにて/午前3時/スマホ撮影および加工