東京都国立市にスペシャルニーズ(障害)のある子たちも一緒に遊べるインクルーシブ公園をつくっていただきたいと、保護者らによる団体「インクルーシブシティ国立を目指す会」の皆様と、岡本光樹都議(当時)と一緒に、永見市長に要望をさせていただいたのが、2021年の1月でした!
あれから約3年が経ち、国立市にインクルーシブ公園が完成しました!!
プレオープンは2023年12月24日のクリスマスイブでした。サンタの格好をしている岡本元都議と、ダウン症がある息子のニコと、そしてインクルーシブシティ国立を目指す会の皆様と一緒に、遊びに行きました。12月27日に本格オープンしました。
場所は国立市役所に併設している谷保第4公園(通称:ゴリラ公園)です。
私がVoicyで配信しているラジオ「乙武洋匡・龍円あいりのインクルーシブラジオ」で詳しく遊具や配慮や工夫、公園の設計についてご紹介させてもらいました。
お聞きいただきながら、写真をご覧いただけたら幸いです(ラジオの流れに沿って写真を貼り付けています)
谷保第4公園のインクルーシブ遊具紹介
ブランコに乗って嬉しくて声が出ているニコの様子 https://youtube.com/shorts/CYvbzOO-EO0?si=xtWIRYmeyW1qu6az
既存の遊具も生まれ変わりました。
以前の谷保第四公園はこんなでした
ダウン症のあるニコは2歳4カ月で歩けるようになりました。地面は土ですので、歩けない時期は遊ばせることが難しかったです。
ダウン症のある子どもに多い「低緊張」という症状があることにより、体幹も筋力も非常に弱いため、こういった遊具を触ったりすることはできましたが、実際に遊具で遊ぶのは難しさがありました。
滑り台の階段をあがることはできませんでしたし。滑り台を一人で滑ることもできません。ブランコはチャレンジすることもありませんでした。
遊具に乗せてあげても、基本的にはこうやって身体を支えてあげている必要があったため、大変疲れました。良い公園だなとは思っていましたが、ニコにとっては日本の公園で遊ぶのは難しいなぁというのが当時の印象でした。
ニコが生まれたアメリカでは身近なインクルーシブ公園で遊べていた
日本に帰国する前は、アメリカのカリフォルニア州に暮らしていましたが、身近にあるインクルーシブ公園で日常的に遊んでいたことから、「日本でもインクルーシブ公園があればなぁ」と思ったのが、都議会議員としてインクルーシブ公園に取り組むきっかけになりました。
国立市の丁寧なプロセス参考になります
国立市では丁寧なプロセスを経て、設計から工事に繋げてくれました。このプロセスこそがインクルーシブ公園においては重要です。
https://www.city.kunitachi.tokyo.jp/material/files/group/47/osirase.pdf
しかもWEBサイトを見ていただくと、利用者の声をさらに公園作りい繁栄させていくとしていて、ご意見フォームを開設しておりました。すごい!!
市報くにたちにも大きく紹介されていました。