いよいよこの週末に東京都の中学3年生を対象とした英語スピーキングテストが実施されます。

 

9月15日の文教委員会の質疑で、スペシャルニーズがある生徒への合理的配慮について確認し、要望をさせていただきました

 

 

これを質疑を受けて、都教委がスペシャルニーズのある生徒への配慮についてより一層対応を強化することが、11月1日の文教委員会の事務事業質疑で明らかになったので、ご報告します。

 

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8:40:58から質疑

 

 

<龍円質問>

先日の文教委員会で、特別な配慮や支援を必要とするスペシャルニーズのある生徒への支援について質疑しました。特別な会場において、個々のニーズに合わせて配慮を組み合わせて提供することや、介助者が付き添えること、試験に立ち会う職員には合理的配慮について研修を行うことなどを確認いたしました。

 

私からは、様々なニーズのある子に接している特別支援教育に従事している教職員でないと、なかなか適切に対応し切れない可能性があることをお伝えし、アドバイザー的な立ち位置で、特別支援教育の教職員の配置を要望させていただきました。

 

Q中学校英語スピーキングテストについて、試験当日の特別な配慮を要する生徒への支援について伺う

 

 

 

<都教委答弁>

スピーキングテストの実施に当たっては、障害等に基づく合理的な配慮として、障害特性に応じた措置を行うとともに、合理的配慮を提供する特別会場を設置しています。

 

試験当日において、申請に応じて個室や少人数対応等の措置を講じるとともに、合理的配慮の研修を受け十分に理解している試験監督等が業務等を行う。

 

また、特別支援教育を専門とする都教育委員会の職員を派遣し、今年度の実施状況を把握するとともに、次年度の実施にいかしていく

 

<龍円>

特別支援教育を専門とする東京都教育委員会の教職員を会場に派遣してくださるとのことでした。この職員がいてくださることがわかり、特別会場での対応はかなり安心できるものになることがわかりました。また状況を把握するとともに、次年度以降にいかしていくそうで、大変ありがたいと思います。

 

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受験を希望するスペシャルニーズのある生徒が、合理的配慮のみならず、突発的に支援を必要とするような場面でも特別支援教育に従事している教職員が対応することになったとのことでした。

 

特別会場に行かれる生徒や介助される方は、会場にて困ったことがあったり、急に対応すべきことがあった時は、ぜひスタッフに相談してみていただけるとありがたいです。