生後2カ月の成長

 

(新生児のニコ・哺乳瓶から飲み切れた記念日)

 

ダウン症のある子の成長はとってもゆっくりとはいえ、2カ月でずいぶんと変化が見える成長があったので、ここに記しておきます。

 

 

  ~ミルク飲み始め、体重が増加~

 

 

↑こちらのブログに書いたように、ニコは新生児の時、食欲がなく、飲み方がとても下手でむせてしまい、授乳に四苦八苦しました。

 

(飲み終わって満足げそうなニコ)

 

ただ哺乳瓶が合うものを見つけてからは、急に飲めるようになりました笑い泣き 

 

出生体重2449グラムが、 生後2カ月には4.3kgと成長しました。 (アメリカは重さを量るのがパウンドなので、 グラム単位まで分かりません) 

写真でみると、ずいぶんと成長してくれたことが分かります。

 

 

 (上の生後21日目、下が49日目)

 

 

  ダウン症児用の成長曲線

 

ダウン症のある子は成長がゆっくりということで、小児科で「ダウン症児用の成長曲線」をいただきました。先生からは、ダウン症児の成長曲線からも遅れがあるようだったら検査などを考えたほうがいいと思うが、そうでなければ成長がゆっくりなことについては心配しないように言われました。

 

お腹がポッコリしているのは、小児科医に聞いたところ、 ダウン症のある赤ちゃんの低緊張によるものらしいので、 心配しなくていいとのことでした。

 

あまりにミルク飲まないから成長しているかどうか心配ばかりしちゃいますが、 本人の育つ力を信じて、神経質になりすぎないように見守っています。 

 

 

 

 

  授乳は集中‼️

 

ミルク事情ブログに書いた通り、ニコがよくむせるのは「飲み方が下手だから」というのがありました。

 

ニコがミルクを飲むことに集中できる環境を作りました。

 

 声や物音に気を取られてしまうと、飲めなくなるので、 音楽などをかけずに静かな空間で授乳していました。

 

私も、ニコの呼吸や動きを注意深く観察して、むせそうになったらすぐに哺乳瓶を口から離す必要があったので、常に集中してました。「ながら授乳」はできません

 

飲むスピードがとてもゆっくりなので、結果として1日中ニコの顔を見ている感じです。

 

ある資料では「ダウン症のある赤ちゃんは、お腹がすいて泣いてからミルクをあげるほうがよく飲む傾向にある」と書いてありした。しかし、 ニコの場合はお腹が空くと飲もうと焦るのか、飲み方を間違えてむせてしまうようでした。ですので、お腹を完全にすかせないように2時間半以上は 授乳間隔をあけないように気をつけていました。 ダウン症がある子も、その子それぞれですね。

 

私は母乳が出なくなった1歳になる頃まで、搾乳して授乳していました。そのため準備に20分、 授乳時間が40分で、1回の授乳の所要時間は約1時間でした。 

 

授乳終了後、次の授乳準備開始まで1時間半。そのペースが昼夜続きましたので、ほぼ不眠不休でただただ授乳していたという記憶しかない日々だったと思います。

 

ブログのリニューアルに伴い、過去に別のブログに書いていた息子のニコに関するブログを、再編集と追記をして再掲載しています。通知が多くなってしまっているので、通知をオフにするなどしていただけたら幸いです。興味を持ってくださった方は、テーマ「ダウン症候群のある子の暮らしや情報」でソートして読んでみてください。