日本ではまだまだ「障害」という言葉が使われています。
私はこの差別的な表現が心から嫌いで、本気で「なくなればいい」と願っています。
アメリカにも「People with disabilities」というような表現があります。
abilityとは能力という意味なので、dis-abilityはその反対の意味ということになります。
これも差別的な表現ですよね。
しかしながら、現在、アメリカの公的な場所や場面では
「People with special needs」
と言うのが一般になっています。
直訳すると「特別なニーズがある人たち」ということなります。
学習面で特別な支援を必要としたり、身体的な特徴から特別な支援を必要とする
というようなニーズがあるということです。
Special Needsという表現が一番正しいと思う!
と思って、これまでSpecial Needsという言葉を使ってきました。
ところが、それに疑問を投げかける動画があるのを見つけました。
翻訳しました。
(ウェブサイト記事)ダウン症のある人たちは「スペシャルニーズ」がある。
MC:スペシャルニーズ?本当にそう思う?!
ダウン症のある人たちが、恐竜の卵を食べる必要があるのであれば、
確かに「スペシャル」なのかもしれません。
(レストランにて)
従業員女性:恐竜の卵です。お楽しみください!
男性:・・・。えっと、何か他のものをいただいてもいいですか?
MC:もし私たちが、大きな鎧を着なくてはならないのだったら「スペシャル」です。
(鎧を着て買い物する男性)
MC:もし私たちが、猫にマッサージを受けなければならなかったら「スペシャル」です。
(猫にマッサージを受ける男性)
MC:もし私たちが、セレブに起こされる必要がある、、、
(ベッドにて)
セレブ:おはよ、おはよー。
女性:だれ?
セレブ:たぶんScrub、Office Space、The Rock、Platoon、Wall Streetなんかで私を見たことがあると思うよ。あ、あとおかしいんだけど、私はー
女性:出ていって。
セレブ:・・・悪かった。
MC:というのなら「スペシャル」です。
しかしながら、私たちが本当に必要なのは
「教育」「仕事」「機会」「友達」そして「愛」です。
ほかの皆さんと同じようにね。
こういうニーズって「スペシャル」なのでしょうか?
#NOT SPECIAL NEEDS(スペシャルニーズではなく
JUST HUMAN NEEDS ただ人としてのニーズ)
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「人とは」という根幹的な問いですよね。
まさにココロのバリアフリーを訴える動画だと思い、シェアいたしました。
さて、今日はラジオ「ココロのバリアフリー」の生放送でした。
いつもはわいわいと、なんだかたくさんの方がソラトニワ原宿スタジオにいるのですが、
今日は息子ニコと二人っきりでした。
オンエア中はニコにiPadを渡し、ひたすらゲームをしててもらいました。
おとなしく待っててくれて、ありがとう!
とはいえ、時折ニコの声がオンエアに入っていたかもしれません。
ゲームで盛り上がって「やった♪」的な歓声をあげていたためです。
さて、MCパートナーの姫路まさのりさんは、どこにいたかというと、、、
ソラトニワ梅田スタジオでした。そう、大阪です。
姫路さんどこにいるかわかりますか?奥の右手にいるメガネですよー。
原宿の私と、梅田の姫路さんとで中継を結んでのオンエアだったのです。
梅田スタジオには、かの有名なブログ「Down and Up」のアップ君のお父さまとか、姫路さんの著書「ダウン症って不幸ですか?」に登場するジェイミー君のお母さま佐々木純子さんとか、大阪市北区の親の会Sunnyの瀧澤美紀さんらがゲストとして来てくださいました。
本当に素敵なお話をたくさん聞くことができました!!
ありがとうございましたー。
前回「おかんとそたこた」のオカンkokinuさんが登場してくださいましたが、
聞き逃した方のために、アーカイブがアップロードされました。
ブログでももれ伝わってくるkokinuさんのちょっぴりユーモアある魅力的な人柄が
より一層わかるオンエアでしたので、ぜひ聞いてくださいね。
話は変わりますが、今日私がつけていますピアスをご紹介いたします。
ウィールチェアーのピアスなのですよ。
「にっぽんの福祉をかわいくしたい」をコンセプトにした商品なのですよ。これを身につけることで「ココロのバリアフリー」を、かわいく主張できるのが素敵です。
ご興味がある方は、こちらをのぞいてくださいね。
大好きな曲もシェアします。本当に好きで、何度も聞いています。
Will.i.am「What I Am」