事務所や、店舗の移転にともなって、業務用エアコンの移設が必要な場合もあると思います。家庭用エアコンと同じように、業務用エアコンの移設もそんなに難しいことではありません。この場合、通常の取付工事の他に、機器の取外し工事と移動運搬の費用が別途かかってきます。
移設時には圧力計(ゲージマニホールド)を使用したポンプダウン(冷媒ガス回収運転)を確実に行って、冷媒ガスを管理します。
移設のときに気を付けるべき点は下記です。
天井埋込カセット形
取り外したあとに四角い穴が開きますので、天井の補修が必要です。また、室外機に通じていた配管の壁穴等も補修しなくてはいけません。
天井吊形
4本の吊ボルトを外した直径1cmほどの穴の補修と壁の穴の補修(壁掛形同様)をしてください。
壁掛形・床置形
外したあとに、配管穴の跡が残ります。一般的には穴塞ぎ用のホールキャップというもので塞ぎます。場合によっては壁クロス張替えを要求される場合もあります。賃貸物件の場合は不動産会社と相談して、移設の手配をしてください。
いずれも、取外した跡をなるべく現状に復帰させなくてはいけません。移動後の取付工事は、新品取付のときと同様の工事が必要です。
